「どこそこが痛い」って言いますよね。
かいつう館は、どこが痛いのであろうと全身を触る事をしています。そう、首が痛かろうが腰が痛かろうが、首から足から腕から、、、あちらこちらにチェックを入れていくのです。なんでか?
仮に、そのお客さんが首だけ悪いとしましょう。それであれば、「首だけを」触ればいいわけですよね。で、、、ここからここまでが首、ってきっちりと人体に線を引けますか?
首と肩の境目ってはっきり分ける事ができると思います?まず不可能ですよね。筋肉は上下(表面から深部に至るまで)に重なり合いながら連綿と続いていくものです。つまり、首「だけ」という領域はないんです。
それなら、せめて首から肩にかけて、に範囲を広げますか?あ、ちょっと待ってくださいよ。肩と背中の境目はどこなんでしたっけ?ここから下は背中でここから上は肩っ、、、てはっきりラインをひけますか?あれ、、、そうしたら背中と腰の分かれ目は?ん?腰と尻は?尻と太ももは?あれあれ、太ももとふくらはぎ、ふくらはぎと足首、、、。
つまり、その人の「悪い首」と足までは分ける事ができない状態でつながってる、ってことになっちゃうんですよ。
もし、首だけを触ったとして。実は肩にも痛みの元が在った場合、一時的に痛みは消えても肩からの痛みの元が徐々に首に進出してくることでしょう。なぜなら肩も首もつながっているからですね。じゃあ、肩まで処理しておけば、、、。もし、痛みの元が背中にあった場合、処理されていない背中の痛みの元がいずれ肩へ、そして首へ、、、。そこだけしてもらったら楽になったのに「すぐ戻った」というのはそれが原因かもしれませんよぅ。
どこの痛みであろうとまず、全身を緩めておいてから、その場所にとりかかる。一見、時間もかかり遠回りのようですが、効果は長持ちするように思います。
それがかいつう館スタイルです。
そういえば、過去に、顎の痛い高校生は痛い側の腕を捻って痛みが消えましたし、同じく顎の痛いレディはふくらはぎで症状が解消したようです。