肩こり
さて、なぜ肩こりを取り上げてこなかったのでしょうか?
かいつう館にはリラックスコースというのがあり、肩こりや足のだるさ、腰の重だるさ、軽い頭痛まで対応できるのですが。
それに、まずまずのご好評も頂いているのですが(本当ですってば)
肩こり、、、むつかしいんですよ。
ラクにはしてあげられます。すっきり、軽くなります。重い荷物を下ろしたようだ、と言われた事もありますし。自信はあるんですが。
ただ、原因が「百花繚乱」状態。療法も「百花繚乱」状態。
曰く、骨盤のズレ、頚椎のズレ、胸椎のズレ、といった骨格系のもの。
曰く、胃下垂、内臓下垂、心臓、肝臓の弱り、といった内臓に起因するもの。
曰く、ストレス、不安、抑えこんだ怒り、といった感情に原因があるもの。
療法の理論にしても。
椎骨の稼動域が小さくなり、動きの悪い分神経圧迫を起こす。だから、稼動域をひろげ、伸び伸びと骨が動けるようにしてやり、神経を圧迫しないようにするべきだ、というもの。
逆に、椎骨の関節がゆるんで、つまり稼働域が大きくなりすぎ、それを抑えるために筋肉を硬くして関節を締めているんだ、それがコリであり、むしろ関節自体の締める力を取り戻してやらねばならない、というもの。
これ、逆の事を言ってますからね。
揉むだけで済まないところが、肩こりのむつかしいところであり、AさんとBさんとで原因が違うなら、本当はやり方も変えたい、、、ところなんだけど。やっぱり、気持ち良く揉んで欲しい、という要求もありますからね。
ウチの嫁さんも言ってます。
「肩揉んでー」というから
「ヨシ!遠隔で触れずに解消するぞ」て答えると
「いやあ、ぎゅうぎゅう揉んでー」て言いますからね。
この人、治らなくても気持ち良ければそれでいいらしいです。
逆に、気持ち良くなく、ポン、と治っても不満が残る、ということで。
ね、むつかしいでしょ?