アゴが痛いんです、というママさん。
今日は旦那さんに赤ちゃんをみてもらってのご来店です。
で、どういうときに顎が痛いのかというと・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お風呂を洗うときです」とのこと。
あとは、朝、起きたら顎が痛いこともある。
僕もはじめてであった「パターン」です(苦笑)。
ちなみにしゃべっててもものを食べても、口にはなんの症状もないらしいんです。
顎関節になにか問題があれば、その時点でもなにか違和感は出ると思うので、あんまり顎は心配ないのかな、とも思います。
ここで顎関節にとらわれなければ、ですね。
お風呂を洗うときに腰が痛い。
お風呂を洗うときに肩が痛い。
お風呂を洗うときに膝が痛い。
こういうことは僕もよくお聞きするんです。
じゃあ、顎だけ特別か?というと、同じ人体のなかのことですから、顎だけが別の原理で痛くなると決め付ける必要はないと思うんですね。歯があるだけ、他とは違いますがね。
では、お風呂を洗うときに膝が痛い、というのとお風呂を洗うときに顎が痛い、というのと同列にくくっっちゃっても良いんじゃないか、と僕なんかは思うわけです。
腰が痛い。
顎が痛い。
と分けたらこの二つはまったく別物ですよね。
だけど、
お風呂を洗うと痛い、というシチュエーションでくくるとこの二つは同類ですよね。
なんと、「見方(括り方)が変われば」まったくの別物が同じ項目に分類することも可能になります。
いかに見方に左右されるか、というのが面白いところ。
まず、目の前でお風呂を洗うマネをしてもらいます(快く協力してくださってありがとうございます。笑)。
確かに痛いとのこと。
見たときに「あ、、ここかな」と思うところがあったのでそこを押えて同じことをしてもらうと「痛くないような気がします」と。
試しに自分でも同じことをしてみます。やっぱり「ここと、もしかしたらここも」という感覚があったので、一度ベッドに寝ていただいて施術。
もう一度、立ってもらってお風呂を洗うマネ(ごめんなさいね、なんども。)。
今度はバッチリみたいです。
念のために、立った状態でもポイントになるところ、をいくつか押えておきます。一応、この場ではアゴの痛みは消失しました。
とはいっても、実際にお風呂を洗ったときにどうなってるか、は確約できませんが、少なくとも最初に真似してもらったときにあった痛みはゼロになったみたいです。
こんなふうに「くくり方」を変えてみると、別だと思っていたものが同じに見えてきたり。なぜそんなことをするかというと、その視点から突破口が開けてくることがあるからです。
整体って、やっぱり面白い。
今日もありがとう。