姿勢から、悪い意味を見るか良い意味を汲み取るか | 尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

1回の時間はかけますが、やることはとことんシンプルに。
笑って良くなる整体院を目指しています。お客さんを通わせない、技術の出し惜しみをしない、楽になってもらいたい、という気持ちを忘れない。そういう思いで、整体をさせていただいています。

肩が痛くて、夜も寝られない、という女性のお話です。
僕も四十肩だったので、よっくわかります(苦笑)。
腕を置いとく場がない、というか、、、

でもその方は「こうしてる」と教えてくれました。

なんと・・・

枕を三つ重ねて寝たら、違和感も少なく寝れるんですって!!!
頭に枕を三つ。

相当高いです(苦笑)。


これは、万人向けじゃないですよ(笑)。試してみるのはかまいませんが、楽じゃないのにしないでくださいね。
人によってラクな状態は違うと思うんで。

ということはですね?

このお客さんに限って、この状態なら痛みを感じない理由があるはずなんです。

みなさんもそのはずですが、痛いときには痛みが緩和する姿勢を自然ととっています。
この方の場合は、枕3つ、ってことです。


つまり、枕をみっつ重ねることで「庇うことができている場所」はどこなのか?
その場所が、庇っている場所→「痛みの要因がある場所」と推測できます。



痛いときにとってしまう姿勢、それは「正常」からかなり逸脱した姿勢です。その姿勢を悪と・正すべき歪みとみるのではなく、「その姿勢のメリット」を考えてあげる。

「ああ、ここを庇ってたのね」。

「どこが悪いのか?」を探してもいいとは思います。それで良くなる人もいるでしょうし。
ただ、
「どこを庇っているのか?」を探すという方法論もアリでしょ、と。
これだと「どこも悪くはない」んです。というより庇ってくれてるんですよね。その姿勢で。

そういうスタンスは、人間に優しくなれると僕は思うんです。

今日もありがとう。