その日の最後のお客様は「猫背」の矯正が希望でした。
前日に「何回くらいかかるのか」などのお問い合わせをいただいて、早速に翌日にきてくださいました。
うちのスタンスは「猫背矯正をしたときは良くて、だんだん、元に戻ってくる」とか「最初は詰めて来てもらう」というのとは違っていて。
「猫背矯正を受けていただければ、あとは自分で猫背で居よう、とか猫背じゃない状態で居よう、とか選んでもらえばいいんです」と説明させていただいています。これだけだと?ですよね(笑)。
でも、猫背のほうがいいときもあるじゃないですか。で、猫背である必要がないときもあります。それをその場そのばで、「選択」できる、というのが僕の考え方。
(おかげで、猫背矯正を二回以上、受けてくださった方はほとんどおりませんが。苦笑)
赤ちゃんを抱っこしているときは、猫背のほうがいいんですよ。わかりますよね?
だけど、赤ちゃんをおろしたら、猫背でいる必要はないんです。そうですよね?
この切り替えを自由にできたら、それでいいのであって。
猫背矯正をしたらそれからバシッと戻らない、せすじがピンとしたまま、ってそれはある意味、不便だし(笑)。
だから、詰めて来てもらって「せすじピン状態」を体になじませようとも思ってません。
もっと、固定化されていない、自由度の高い、そういう「考え方」をもってほしいな、なんて思ってます。
最後に(説明にか、施術にか)「スッキリしました」とにっこりされて帰っていかれました。
今日もありがとう。