僕はいつも「お客さんの言葉を真に受ける」「お客さんはウソをいわない」「お客さんの訴えがそのまま答え」と言っています。
「腰が抜けそうになった」といわれれば、、、そのまま受け取るんです。
腰が抜けそうになる、そこには「どんなメリットがあるんだろう?
とか。
このまえは「足が抜けそうな感覚なんですよね」「腕が(痛くはないけど)離れそうな感じ」とかいうお声もおききしました。
もし、足や腕に人格があって(笑)そこが抜けそうって感じるときはどういうときなんだろう?って頭でイメージしてみたり。
そしたらですね、、、だいたいなんとかゴールにたどり着けるものなんですよ(苦笑)。
腰が抜けそうになった、を腰椎や骨盤やいろいろ検査しなくても、「抜けていなければ、どうなっていた?」「抜けそうになって、なにが助かった?」
頚椎や肩と鎖骨の関節や肋骨を検査しなくても、「抜けそうに感じられるときって他ではどういう時?」って想像してみると、「この場所に人格があったとしたら、こういうことで苦しいんだよ~、って言ってる時なのかな?」とか。
ちょっと、変でしょ?
でも、お客様の訴えは他人が外からみて検査したこと以上の価値があったりするんです。
だって、症状を感じている本人のリアルな感覚なんですよ。その本人しか出せない言葉なんです。
そこに意味が、ヒントが、答えが、ないはずはない、って僕は思うんです。
実際に結果がでたときに、僕はこう考えたんですよ~、て説明すると、お客さんも笑ってくださいます。
なので、「患者さんの言うことを聞かない」「検査したらピタッとわかる」というカミサマレベルの整体師ではありませんが、どんどん聞いて、しゃべって盛り上がってしながらお客さんにヒントをもらいながらすすめていく整体になってます(笑)。
今日もありがとう。