子どもは伸び、大人は、曲がる | 尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

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1回の時間はかけますが、やることはとことんシンプルに。
笑って良くなる整体院を目指しています。お客さんを通わせない、技術の出し惜しみをしない、楽になってもらいたい、という気持ちを忘れない。そういう思いで、整体をさせていただいています。


よんの鳥踊り。いつもこんな感じで親の前に登場します。由来は不明(笑)。

子どもと接していると、いろんなことに気づかされます。

例えば、子どもは「伸びる」ということ。
膝のうえに座らせていると、いきなりアゴに頭突きをもらうことがあります(泣)。抱っこしてても、わざと反り返ってみたり、行きたい方向は手を一直線にして指し示したり。

大人は、曲げるありき、ですよね。
「腕に力を入れて~」というと腕を曲げて力こぶを見せてくれます。
、、、別に腕をピンと伸ばしてくれても力が入ってることに違いはないんですけどね(笑)。

もっと言えば、力が入っていることの自覚がない人に「腕の力を抜いて~」というと、腕をピーンと突っ張らせる人がいるんです。
「力を入れる→曲げること。力を抜く→(力を入れて)伸ばすこと」なんでしょうか(笑)。

子どもの伸ばす、力を抜く。これをみようと思ったら、スーパーに行きましょう。

あるスーパーで、うちの子どもが暴走しだしたので、後ろから抱えて連れ出そうとしたら。
まず、子どもは両手を天井に突き上げるようにして伸ばします。
これで、脇の下に手を差し込んで抱き上げることができなくなりました。

次に、僕に背中を預けてきます(体重を僕に乗せてくるのね。前に逃げないところが偉い。と、感心してる場合でなないっ)。抱き上げたくても、僕が僕の体を上げるようなものだから、かなり無理があります。

そのまま、彼は足の力を抜きます。すると、ずるずると僕の体を滑りながら、、、床に腹ばいになった子どものできあがりです(笑)。

あとは抱き上げようとしても力を抜いてるから異様に重い。
わかります?力を抜くと、重力に対抗する力を放棄していることになるので、ひっじょーに重くなるんです。
持ち上げても、足に力が入ってないから、立ってくれない。

うーむ、柔道でも習わせようかな、としみじみ思ってしまいました。
と、思ってる場合ではありません、通行の邪魔ですからっ。

いつの間にか、大人は「曲げる」重視なんですよね。
ちょっと考えてみてください。
前屈して床に手がつく。柔らかいですよねー。もし、その人が後ろにまったく反れなかったとしたら、その人は、柔らかい、というのでしょうか?



ちなみに。腹ばいの子どもを無理に抱き起こそうとするなら。
かいつう館式には、子どものどこかをくすぐります。
すると、「力を入れて」身をよじるので、とっかかりができます。力が入ると体は固くなる。固いものは、持ちやすい。力が入っていると、軽くなる。だから、持ち上げやすい。
こういう理屈です(笑)。とーさんも、負けてはいないのだよ、よんくん。

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