整体などに何回通うか、という話 | 尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

1回の時間はかけますが、やることはとことんシンプルに。
笑って良くなる整体院を目指しています。お客さんを通わせない、技術の出し惜しみをしない、楽になってもらいたい、という気持ちを忘れない。そういう思いで、整体をさせていただいています。

同業者の先生がお客さんを紹介してくださったことがあります。
本当にありがたいことです。
そこの先生がお客さんに「変わらないのに通ってもらうのも悪いですから」とおっしゃられていくつかのお店を紹介されたんだそうです。そこにうちがあったわけ。
だいたい、紹介してくれた先生のところには3回くらい通われたとおっしゃっていたでしょうか。

これは、ひとつの目安になると思うんです。あくまでも僕の考えですが、先生がもてるレパ-トリ-を全部出し切ったとしても3回もあれば済むと思うのね。

仮にそうだとしたら、3回通って変わらなければ、あとは何回通っても一緒かもしれない。。。
もちろん、すべての先生がそうだとは言いませんよ?目安ね。
それをお客さんに言ったこの先生も人間的にすごいなあ、と感じます。
ちなみに、お医者さんでも「この注射をして変わらないんなら、筋肉の問題だと思う。整体かなにかに行ってみたらどうでしょうか」と勧めた方もおられるとか。

これは何を意味しているかというと、治療の世界にはいろんな流派・流儀があると思うんですが、改善しないのは「痛みの起こる原因論がお客さんに合ってない」ってことじゃないかと僕なんかは思うわけです。

僕はブロック注射やヘルニアの手術や、椎骨の矯正や骨盤矯正や、マッサ-ジやカイロや整体や気功やヒ-リングや、を否定するものではありません。
で、何回通っても症状が変化しないんなら、その治療法がもつ原因論がたまたまお客さんには合ってないんだ、って考えたほうがいいんじゃないのかな、て思うんですよ。

もし、椎骨の変位が原因だろう、ということで矯正する。それで改善しなければ、「たまたまその人は椎骨の変位が原因じゃないタイプの腰痛だった」てことだと思うんです。だから、何回通っても同じなんじゃないか。
もし、気というエネルギ-不足が原因だろう、ということで気を注入する。それで改善しなければ・・・以下同文。
もし、・・・・・・、ということで硬膜外注射をする。それで改善しなければ・・・・以下同文。
もし、・・・・・・、ということでかいつう館に行く。それで改善しなければ、「かいつう館の考えている痛みの原因論には適応しないタイプの痛みなんだな」ということで店を変える。

痛みの原因論がお客さんに合っていないのに、回数を重ねても良くなるとは思えません(日にち薬でよくなるかもしれませんが)。
そのかわり、お客さんんの痛みの原因が先生の唱える原因論とどんぴしゃだったら、一回から数回で変化(治らなくても)が出てくると思うんです。逆にいうとそうでなきゃおかしいわけです。カイロも整体も気功も、注射や手術も存在してるのは「どれが正しくて、何がインチキなんだ?」じゃなくて、原因がひとつじゃない、てことかも知れないでしょ。


「何回通っても良くならない、もう私の体ってダメダメ?」じゃなくて、たまたまそこの先生の「原因論」があなたの痛みの原因とは違うのかも、って考えてみてほしいんです。そうしたら、希望がでてきますよね?


今日もありがとう。