ぎっくり腰手前・・・ | 尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

1回の時間はかけますが、やることはとことんシンプルに。
笑って良くなる整体院を目指しています。お客さんを通わせない、技術の出し惜しみをしない、楽になってもらいたい、という気持ちを忘れない。そういう思いで、整体をさせていただいています。

今日、10日はセミナーのためお休みをいただいています。よろしくお願いします。
なお、コチラではたまにみんちゃんの近況などもアップしております。退屈しのぎにどうぞ。

あるとき、3時くらいにギックリ腰になりかけた、、、とおっしゃる方がこられました。
ほとんど動けない、というくらいの方ですと、動けるようになるまでは安静のほうがいいですよ、とオススメしています。
痛いけど歩いていけるよ、ということでしたら、出来る範囲のことをさせていただきます、という感じです。

座っていただいても、上半身はピンと伸びて、そこから前後左右に動かすと辛そうです。
うつ伏せは無理と判断して仰向けで膝を立てた体勢だけでやっていきました。

そのなかで、ギックリ腰と「腰そのもの」とはほとんど関係がない、というお話をさせていただきました。
どっちかというと腹筋です。この方は、そうなる前は風邪をひいていてずっと咳きをしていた、ギクッときたのは掃除機をかけているときだった、ということでした。

咳きをずっとしていると、腹筋にかなりの負担がきます。笑いすぎてお腹が痛い、というあれです。笑いすぎるとなぜお腹が痛くなるのかというと、お腹に力が入り続けるからですね。咳きはそれのキツイ版ですよ。

そして掃除機をかける姿勢というのは上半身は前傾姿勢ですよね。これは傾いた上半身を腹筋が斜め後ろに押しかえるような働きでもって上半身をその位置に止めていると思ってください。

咳きで酷使した腹筋が回復する間もなく、腹筋にちがう使い方で負荷をかけてついに悲鳴をあげた、というのが考えられるストーリーだと思います。
そうそう、うちの特徴はこの「ストーリーを考える」という部分です。どこが歪んでいるか、とかどこがズレているか、とかではなく。この人がギックリ腰になった要因はどこにあるか、という「お話」を考えてみるんです。だいたいはそのなかに「原因」が潜んでいます。

結局この方も仰向けと座ってでしか施術できませんでしたが(つまり、腰はほとんど触れませんでしたが)お帰りのときには(少しは痛いけど)「楽々~」な状態で帰っていかれました。来た甲斐があった、そうです(笑)。

ギックリ腰に関してはその場で痛みはゼロにできないことが多いです。正直に言って。
とにかく、楽に動きやすいという状況にまでまずは持っていくことを念頭において施術していくようにしています。
ひとまずゼロは諦めてもらって、楽を目指す、と。そういう方向で。そんなんでも少しでもお役にたてたら嬉しいのですが。


今日もありがとう。