真夜中のスピリチュアル整体小噺 | 尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

1回の時間はかけますが、やることはとことんシンプルに。
笑って良くなる整体院を目指しています。お客さんを通わせない、技術の出し惜しみをしない、楽になってもらいたい、という気持ちを忘れない。そういう思いで、整体をさせていただいています。

節分ですね~。

みんちゃんたちも幼稚園に鬼がやってきて豆まきを楽しんだ?ようです。
行く前は、「鬼、ほんまに来ないよね?来ないやんなあ?」とかなり心配しておりました。
彼女にとって、「鬼」というのはシャレにならないですから(苦笑)。

帰ってきてからは何度も「鬼がかわいかった~~~」と言っておりましたよ(笑)。


昔は、「鬼、いるで」とか言っていたので、これを機会にまた聞いてみましたよ。
「鬼って、見たことあるん?」って。

そしたら、返ってきた言葉が、たった一言だけ。
「鬼は人間のなかにいるやんか」

え????
それから、何度も「もう一回言って?もう一回教えて?」とお願いしたんですが、もう二度とその話はしてくれませんでした。

「鬼は人間のなかにいるやんか」

おそろしく深い話です。

外の世界を見渡しても、「鬼か!」と思うような事件は毎日です。
そういう意味では、人間社会のなかに鬼はいるやんか、というふうにも感じます。

また、自分のことを考えてみるとハラワタが煮えくり返っているようなとき、そのときに考えていることや外に現した自分の言動を振り返ってみたとき、「人間(自分)のなか(内部)に鬼はいるやんか」という意味が実感をともなって突きつけられます。

子どもがそんな深い意味でいうんかな?と思って聞き返してもこういう「大事なこと」は二度と言ってくれないのです(苦笑)。
少なくとも、自分のことを考えたら「内部にこそ鬼はいる」というのはとてもよくわかります。


ただ、「選択」はできると思うんですね。
内部に鬼もいるだろうけど、仏もいると思うの。「今、どちらの自分でいるのか」という選択はできる。できる、と知っておきたい。

話は飛ぶけれど。はるか昔にも書いたと思うんですが、高僧や神主や陰陽師が悪霊を成仏させる、というのがあります。
しかし、彼らの法力験力神通力をもってしても、おサルさんは人間にはならない。それは、元が人間じゃないからです。
元にないもの、は出てきません。
だけど、悪霊は成仏しうる。
たぶん、、、元に仏がないと、仏にはなれないと思うんだよね。おサルが祈りでは人間にならないように(おサルが成仏する可能性は否定しません)。

もうすぐ節分。
食べた豆は、内部の鬼も食べるのかな(笑)。