かいつう館は今日が年内営業の最終日で~す。
あるとき、ご紹介できてくださった股関節痛の方を施術しておりました。
仰向けで、膝を立ててるほうが楽、ということだったのでその状態で施術を。
そのときに、確認しようと思って、「痛い側の足を浮かせてください」とお願いしたんです。
そしたら、立てた膝から先を宙に伸ばされたんです。
あ、そういう意味じゃなかったんですけど・・・とは言わずにその状態で股関節が痛くなるかお聞きしてみました。
これは大丈夫だそうです。
次に、立てた膝のカタチはそのままで、足裏をベッドから浮かせてもらいました。
これは股関節が痛い、とおっしゃられました。
でも脚全体のカタチは一緒なんです。
腿を立てて膝で折って、膝から下はベッドに向いていて。
これで足裏がベッドについてるときは、楽。
これで足裏がベッドから浮いているときは、痛い。
そしたら、足を浮かせてることに関係している「なにか」が股関節痛の要因になっている、というのが推測できますよね。
股関節のはまり具合だとか骨盤の歪みとかではなくて。
こういう見方をしていくと、痛みにも、「なになにをしたときに痛い」という、「なになに」にこそ、要因を見つけるヒントがあるんだなあ、ということがわかってきます。
今日もありがとう。
そして、今年も一年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
感謝しております。