アゴの違和感がある、という方に施術をおこないました。
前にも書きましたが、ふくらはぎからスタートします。
次は、そけい部と呼ばれる足のつけね。
次は、鎖骨の下あたり。
次は、鎖骨の反対側(背中)
次は、腰の上の方。
だいたい、このあたりの痛みを探していくと、アゴの痛み、顎関節症、には変化をだせることが多いようです。(ただ、「音」は変化しないことも多い)
こういうことが発見できるのが、整体の醍醐味ですよね。顎関節症がなんで、足で変化するのか、学術的にはわかりませんが(仮説はむかし、書きましたよね)、、、。
例えば、肘痛が腰へのアプローチで変わったりします。首痛が、反対側の腰へのアプローチで軽くなったりします。
どこかにひずみが生まれたとして、それを調整しつつ生きていくための補正作用というものがあり、そこを順番にたどっていけば、大本にいきついて症状が軽減する。のかもしれませんし。つまり、足がひずんだ、だからそけい部でバランスをとり無理がくる、それを胸で微調整してまた無理がくる、、、こんな感じとか。
「そこだけ100%痛い」と激痛のために生きていけない、だから、あちこちに痛みを分散してアゴに50%、足に10%、そけい部に10%、胸に、、、と肩代わりしてもらいながら、体が動かせるようになっているのかもしれません。
「どうして痛くなったか、いつから痛いのか、よくわかりません」という慢性痛の方こそ、上記のようなバランスの乱れが見られ、そこをちょこちょこっと刺激を与えてやるだけで、その場で著しい変化がでることが多いです。
なんにしろ、良くなっていくプロセスを見ていると、、、体って、不思議すぎます。毎日やっていながら、驚きの連続です。体の偉大さに、ね。
体、って元に戻る力は内在してるんだなあ、整体やってて、良かったなあ、と思う瞬間です。
さて、次はどんな症状の方にお会いできるのでしょうか。どんな驚きを分かち合うことができるのでしょうか。いつもドキドキのかいつう館です。