体が硬いことと、腰痛と | 尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

1回の時間はかけますが、やることはとことんシンプルに。
笑って良くなる整体院を目指しています。お客さんを通わせない、技術の出し惜しみをしない、楽になってもらいたい、という気持ちを忘れない。そういう思いで、整体をさせていただいています。

とあるお客さんの話。
とくにどこが今、痛いというわけではないんですけど・・・でもとにかくアチコチ悪い気がするし、体がめっちゃ硬いんですよ~~~とのことで。

全身を緩めていきながら、そのときどきである痛みなど(股関節を開くと痛い、とか)をとっていきます。
最後に、立ってもらって前屈をしてもらうと、手の先が膝のちょっと下くらいまで(まあ、僕もおんなじですが。苦笑)。
「ほら、硬いでしょう」とお客さん。

それで「どこが痛い気がします?」とお聞きすると、膝裏あたり。なのでそこをほぐして、もう一回前屈。
お、あと少しで床に手の先が着きそう。じゃあ、もう一回。今ならどこが痛かったですか?やっぱりこの辺、と膝裏あたり。
またそこを緩めてみて、チャレンジ。今度は、指先が床につきました。
「いつか戻りますけどね」と笑わせておきました(おいおい)。でも「整体の面白さ」はわかっていただけたようでそれだけでも嬉しいな。

さて、話は変わって、何度も書いていることをまた書きます。僕が腰痛のことについて新しい視点をもつことができたのが、この体の硬さ、だったのです。
前屈したら腰が痛い。だから前屈できない。という人と、
前屈したら膝裏が痛い。だから前屈できない。という人と、
「原因において大きな差があるんだろうか?」って疑問に思ったんです。「見た目」は一緒ですからね。
なのに、腰が痛いときは「骨盤だ、腰椎の変位だ」て言われて、膝裏が痛いときは「体、かったいね~あんた」と言われちゃう。
もしかしたら、前屈したら腰が痛いのも、前に曲げたら膝裏が痛いのも、実は同じ根っこだったりして・・・と思えたときに「あ、もしかしたら、骨盤とか腰椎とか、骨にとらわれすぎていただけなのかも」って気づいたんですね。

整体って自分で気づく余地があるから、本当に楽しいですよ。


今日もありがとう。