神戸の方が、お勤め先がうちのご近所であることもあり、ぎっくり腰できてくださいました。
数日前になったときは、まったく動けなかったそうです。
この日もまだ体が横くの字になっていました(汗)。
ぎっくり腰から数日が経ったとはいえ、まだまだ痛そうなのはみているだけでも伝わってきます。
なんとか仰向けから施術させていただきましたが「仰向けもムリなら座ったままでもいいですよ」とお声かけはさせてもらいました。
そういうときは、とにかくできる姿勢から、次は座った姿勢で、それも楽になったら仰向けで、というステップをふんでやっていくことがあります。
施術しながらぎっくり腰になった経緯をおききしたのですが、まあ、、、防ぎようがないことでした(苦笑)。お子さんとのやりとりのなかでのことだったので(男性のお客様です)。
で数日前の激痛の話になってお客さんも僕と同じような考えであられたのですが・・・
ぎっくり腰になったとき(なった日)、またはそれも含めて痛くて動けない日。
こういうときの施術を僕はおすすめしていません。
その場では少し楽になっても、すぐに戻ることが多いみたいだからです。
推測ですが、「痛くて動けない」ときは、体からしたら「動かないで」ということでもあるんだろうと僕は思っています。
そこを無理をおして整体院に足を運ぶ。整体院で体を動かされる。
体からしたらまだそのレベルにきてないんじゃないかと思うんですよ。
整体をしたら改善するような状態にない、というか。
たとえがいいかどうかわかりませんが、捻挫でもそうですよね。
足首痛なら整体で楽になることもあるかも知れません。
でも捻挫したばっかりで杖でもつこうかというときにいくら足首をひねりまわしても・・・ね。
そういうわけで、ムリすらできないときは、ムリせずに休ませる。こういうステップが必須なときもあるんだと思います。
お客様はご自身では「来たときと全然ちがう。こんなのできなかった」と喜んでくださいました。
僕からみたらまだ少しくの字が残ってましたが、ご本人さん的にはだいぶまっすぐになったと感じられたみたいです。
あとは無理せず・・・とお伝えして(笑)終了させていただきました。
今日もありがとう。