以前に全身あちこちがぼろぼろで、と来て下さった方が。
ずいぶんと楽になったけれども、体が硬いのでストレッチをするときに、こっちだけ股関節が痛いんです、とのこと。
足裏をあわせて腿を床に近づけるようなとき、とか。
他にもいろいろな動きで股関節に痛みがでるか確認。
もう最初から仰向けで施術しました。
この日は(昨日じゃないですよ。6月の話です。笑)。
たった一人をのぞいて全員仰向けで施術しました。「仰向け整体」って名前にしようかな(笑)。
仰向けで立てた膝を外に倒してもらうと、股関節に痛みがでます。
ちなみに、立てた膝を「力を入れて」外に倒してもらい、僕が手で倒れないように「抵抗」しても、、、痛みはでません。
こういうのを比べてみると、
力を入れると痛い股関節痛なのか、
そこを伸ばすと痛い股関節痛なのか、
を見分ける指標になったりします。
股関節に限らずですけど、
ぐっと負荷をかけると痛い症状と、ある方向に動かすと痛い症状とがあるみたいなんですね。
んで、そこに目を向けずに「痛い場所」や「歪んでいるところ」に注目してしまうと、上記の違いがわからなくなるような気がするんです。
まあ、実際にはどっちかだけ、ということは少ないので、違いがわかったところで両方することになるのですが(爆)。
たとえば、腹筋運動で上半身を起こしてくるときに腰が痛いのと、、、
たとえば、立った状態で前屈するときに腰が痛いのと、、、
角度を変えたら(つまり、腹筋運動してる図を90度起こすと)・・・カタチは似てます。
じゃあ、「同じ腰痛か」といえば、別物ですよね?
そういうことなんです。
その痛みが「どっちの痛みか」というパターンがあるんです。それは、歪みなどのカタチだけではわからないし、歪みを気にするくらいなら、「違い」を気にしたほうがマシなんじゃないかな、って思ったりもします。
今日もありがとう。