神戸市須磨区から、産後2ヶ月の方がわざわざ来てくださいました。
「なんでまた遠いのに・・・」と言うと
「神戸から京都まで通勤してたので、電車で行けて同じ県内なら大丈夫です」と(笑)。
そのなかでも、かいつう館が「子連れオッケー整体院」だったので、もしパパさんがいないときに行きたくなっても大丈夫だから、とのことでした。
今回はベビーカーがなかったのと、パパさんがお休みだったので、預けてこられてのご来店。
骨盤矯正は、「産後は締めたほうがいいのかな」ということでした。一応、施術をしながら、確認をしていって。ちょこちょことしてはいきましたが、気になるほどではありませんでしたよ。
個人的には、「出産で骨盤が開く」というよりも「育児で骨盤が開いて見える」なのではないか、と思っています。
そのへんも説明はさせていただきました。
膝痛のほうは、赤ちゃんを抱き上げる、抱き下ろすときに膝が痛くなってきた、とのこと。
お店ではあまり痛みもなく。なので、むりやり痛みがでそうな動きをしてもらって(苦笑)それを目安にやっていきました。しゃがむときにまっすぐではなく斜めにしゃがんでもらうと、それでようやく普段の痛みが再現できました。それを取るのにちょっと・・・時間がかかってしまいました。
産後の膝痛とはいうものの、単純に考えたら、「育児の腰痛」ですよね。
しゃがんで、赤ちゃんを抱き取って、立ち上がる。
赤ちゃんを抱いたまま、しゃがんで、そっと寝かせる。
ある意味、重みをもちながらのスクワットです。
しかも、あやすために、抱いたまま、体を横に揺らしたりします。でも、膝ってあんまり横に曲がるようにはなってませんよね。
そういうところから来てる膝痛だと思うので、僕は「育児の膝痛」だと思っているんです。
前にも書きましたが「産後の・・・」っていうのは、あまりにも「育児の大変さ」に理解がないんじゃないかって。
出産したから、そうなった。
そうじゃなくて、出産も大変なこと。育児も大変なこと。そういうのが合わさって症状が出てくるんじゃないのか。
骨盤が開くのも、腰が痛くなるのも、膝が痛くなるのも、そういう目線でみたほうが自然な解釈ができそう。と僕は思うんです。
今回は幸いにも、パパさんが赤ちゃんを見ててくれているということなので、赤ちゃんの写真はなしです。ママさんとしては、リラックスもできるのでそのほうがいいとは思っているのですが・・・
お帰りの際には頼んでしまいました。
「次回はぜひ、赤ちゃんの写真を撮らせてください」って(笑)。だって、赤ちゃんみてると、なんか和んじゃいますもん♪
今日もありがとう。