昨日も書きましたが、うちは赤ちゃん連れでも整体をさせていただいてます。
ですが、託児スペースがあったりするわけじゃないんです。
ぐずったら中断する、授乳タイムにしたりあやしてもらったり。
それでも抱っこ抱っこだったら抱っこしてもらったまま施術していきます^^
赤ちゃんを抱っこして動いてもらって「痛い動作」と「痛くない動作」が見分けられたらそれでいいだけです。
むしろ、日常の辛さがリアルに理解できていい面だってあります^^
なぜこんなことができるのかというと、骨にアプローチしていないから、というのがあります。
動作分析整体法は、筋肉へのアプローチです。
なので、抱っこしていれば、ママのお腹と赤ちゃんの隙間から手を差し入れてお腹の筋肉をさわったり鎖骨の内側をさわったりもできます。膝痛ならなんの問題もないですよね。
もちろん、筋肉に力が入っていればむつかしいですが、そこは工夫次第でなんとでもなります。
そしてもちろん、骨の矯正が必要なケースであれば、この療法では手がでません。骨の矯正が得意なところにお任せすることになるでしょう。骨からでも筋肉からでもアプローチできるケースであればなんとかなるかと思いますが。
ママさんに限っていうと、筋肉へのダメージ?が大きいからいくらでもやりようがあるんです。
ママさんには足首のだるさがありました。ちょうど赤ちゃんがぐずったので、抱っこしてあやしてくれました。見ていると、上下にあやすときに、踵を上げ下げしていました。
それも、7キロの重さの赤ちゃんを絶対に落とさないようにして。
授乳時の腰のだるさ、背中の重さもありました。
しかも、上にもお子様がおられます。
抱っこ紐で赤ちゃんを胸に抱いたまま、3歳のお子さんを自転車に乗せ上げる・・・。
胸に7キロ。そして、自分の体に密着させられない状態で10キロを超えるお子さんを持ち上げ、自転車に乗せる・・・。
ねえ、、、それも腰にきそうですよね((^_^;)
骨がどうの、になるまえに体を傷めてもおかしくないですよね?
動作分析整体法は、↑こういう視点を忘れずにいようね、って提案したいんです。
僕だけかもしれませんが、ママさんの日常を見聞きしたら、検査をするまえに胸をうたれてしまいます(^_^;)検査をないがしろにしろ、というわけではありませんが、
検査をして「ここが悪いよ」て指摘するまえに、「そんなにがんばってくれててありがとう」て言いたくなります。
それが悪いよ、ってたぶん、自分が体験してみたら言えなくなるんじゃないか、と思うんです。
男性の、治療家の先生が、一週間でもママさんと同じことをしてみる。
その上で、まだ「あなたの骨盤が歪んでるよ」とか言えるものかどうか・・・。
なにが悪いよ、じゃなくて、背景への共感というか。
そういうのも先生にあってもいいよね^^
今日もありがとう。