こんにちは、海東ヨウクです。
今回紹介するソフトは『ブレイブダンジョン』です!
引用元:Switch版公式サイト
Nintendo3DS版は500円、魔神少女COMBATという新作ゲームとセットとなったNintendoSwitch版は864円となってます。なお、どちらもダウンロード専用ソフトです。
Switch版の公式サイトはこちら。→http://insidesystem.heteml.jp/combat/
ではまず、基本的な情報から見ていきましょう。
テンポよし、ストレスフリーなダンジョン探索RPG
ジャンルは公式サイトによると、"クロニクル2DRPG"らしいです。うーむ……イメージ湧きますかね……? 見下ろし視点のダンジョン探索ゲームですね。
主人公の"アル"というトレジャーハンターの女の子が『ゴッズヒル』というなんかヤバそうなダンジョンに挑むところから始まります。
アルは魔神少女シリーズに出てくるキャラクターなのですが、そちらを遊んでなくても問題なしです。(僕自身、なんとなくキャラクターに見覚えがあるなぁ……という程度の記憶でしたが、置いてけぼりになることなく楽しめてます)
本作に登場するダンジョンは「アルヴァスト」、「メディナ」、「ウィンフォード」、「ダウンエンド」、そして最終目的の「ゴッズヒル」の5つです。
(実は6つ目があるという噂も……?)
ダンジョンへ向かう順番は完全に自由になっていまして、いきなりゴッズヒルに挑むこともできます。……が、当然ながら敵とのレベル差があって難しいです。
ダンジョン探索パートと拠点パートがありまして、ダンジョン探索はマップを開拓していき、奥深くの階層を目指して進んでいくメインのパートで、拠点パートではキャラクターの強化やアクセサリーの生成など、ダンジョン探索を進めるための準備を行うパートとなっています。
引用元:Switch版公式サイト
メインとなるダンジョン探索ですが、RPGなので敵との戦闘もあります。
しかし本作では完全にシンボルエンカウントとなっており、敵のマークに触れなければ戦闘は発生しません。なので急いでる時に望まぬ戦闘に悩まされることもありません。
また、Xでメニュー、Yでマップなど、常に操作方法が画面下に出ているため、操作がわからなくて困ることもほとんど無いと思います。
戦闘ではコマンドを選択していく、オーソドックスなシステムを採用されています。ゲージが複数ありますが、考えなければいけない要素というのは多くないのでとっつきやすいです。加えて戦闘のテンポが良いので、サクサク進んで行くことができます。(その分やられるときもサクッとやられます)
ドット絵×配慮
本作ならではの魅力としては、キャラクターやダンジョンがドット絵で描かれていて、特に戦闘ではキャラがヌルヌル動きます。
正直、そこについては遊んでてあんまり意識はしなかったんですよ。でも気にならないってことは、めちゃくちゃ動きが自然ってことなんじゃ無いのかな?と思いました。全然カクカクしてる印象が無いのって、スゴイことな気がします。
ゲーム全体の雰囲気は明るくて、味方はもちろん敵キャラクターにも可愛さがあります。また、本作はプレイヤーに対する配慮がすごいので、この手のジャンルのゲームを遊んだことのない人に強くおすすめします。
オプションで設定変更できる項目は多く用意されていますし、ダンジョン中での移動速度を上げるアイテムがあったり、生成画面では現状で作れるものが光っていたり、素材リストでは欲しい素材が手に入るダンジョンがわかるようになっていたり……説明しきれないくらいあちこちに気を遣われています。
コアゲーマーの方でも、「これ便利だなぁ」って思う要素が色々あると思います。それくらい配慮がされてるんです。もはやこのゲームの一番の見所は"配慮"なんじゃないかなってくらいですよ。(笑)
ただ、親切も過ぎると、"過保護"になってしまいますよね。どんどん簡単になっていってしまったり、プレイヤーが自分でやろうと決めて動くのではなく、言われるがままに動かされてしまう。そういうゲームもこの世にはあります。
しかし本作はそうではなくて、あくまでやりやすいように配慮されているだけで、自分で考えて行動する面白さがしっかりあります。そして奥深いです。収集要素はもちろん、クリア後にも色々と解放されるので……やり込む人にとってはそこからが本番とも言えます。魔神少女シリーズもそうですが、相変わらずの内容の濃さです。
まとめ
正直、何でこんな密度の濃いゲームを1000円切る価格で出したかな……。そこだけは失敗なんじゃないかな、と思うくらいの作品です。個人的には2000円くらいしても全然おかしくないくらいの内容だと思ってます。
安いから買ってみるかーって思って遊んでみると、作りの丁寧さに驚くと思います。そして奥深さに二度目の驚きを感じると思います。ダンジョン探索ゲームが好きな方はもちろん、このジャンルに興味の無い方にもおすすめです。
実は本作の続編が今年発売予定らしいので、個人的にはそちらにも期待が膨らみます!
その前に、ぜひ本作を遊んでみてくださいね!