ゲーム障害が、WHOによって精神疾患として認定されました。
夢中になり過ぎて昼夜を問わず遊んだり、ゲームをする時間のコントロール等が出来なくなるというものです。
それにより、日常の優先順位が変わってしまうわけですね。
それは確かに良くないことです。
ただ、そういう依存はゲームに限ったことじゃないとは思います。
テレビドラマやアイドルに依存する人もたくさんいて、そういうのと同じなんじゃないかな、と思います。
ゲームを遊び続けたがゆえに孤立して、まともな生活を送れなくなるっていうのは、僕としても遺憾です。
僕自身は、ゲーム関係なく孤立してますからね!
僕は、ゲームはあんまり優先させては無いです。日によっては、暇があっても全くゲームで遊ばない時もありますし。
近くの画面を見続けるのは目に良くないので、ちょくちょく遠くを見たりして休むのは大切です。
ゲームで遊ぶ時間をコントロール出来ないのは、僕もわかるんですよね。
そういう時の原因って、だいたいゲームは関係ないんですよ。
現実でかなりツライことがあって、逃げ場としてゲームがあったから、のめり込むという。
だから、ゲームをやめさせたところで、解決にはならないんです。
現実の方の問題をクリアーしないことには何も進まない。
その状態をゲーム障害と呼ぶのは、安易だと僕は思います。
逃げ場って、無いとダメなんです。
ツラい目にあって、逃げ場が無いと……生きてる意味を見いだせなくて、死を選ぶ人間もいるんですから。
その逃げ場が人によってはゲームだったりするだけで。
むしろ、そんな時はゲームが心を支えてくれてるんですよ。
人間関係って、ややこしいじゃないですか。
時には、人が落ち込んでるのにも気づかずに更に傷つけてしまうことだってある。
そういう時に、作られた物ってユーザーを否定してこないんですよ。
プレイヤーを否定してくるゲームなんて、無いじゃないですか。
だからそこに居心地の良さを感じるのは必然なんですよ。
それを"障害"と名のつく病気としてしまったら、どうなるんですか。
多くの人は、言葉の詳しいところまで把握せずに使います。
ゲーム障害って言葉だけを聞いた人は、ゲームそのものを否定し始めます。
そんなの良いはずが無いんですよ。
そもそも僕が友達も居なくても普通に生きていられるのは、ゲーム等の作品のおかげなんですから。
僕もかつて自殺を考えてた時期があって、だけど……この先の未来で発売されるゲームが気になったために、そういう考えも無くなったんです。
これは、ガチな話です。中3〜高1の時に。
あの時期にゲームが手元に無かったら、どうなっていたかわからないです。
自身がそういう過去を持ってるから、ゲームが悪いように言われるのは余計に嫌なんでしょうね。
世の中には、ゲームにハマりすぎたためにダメになってしまった人間も居るのかもしれません。
けど、絶対に……救われた人間の方が多いハズです。
だから僕は、いつか徹底的に反証できるようなゲームも作りたいと思ってます。
ゲームのせいでまともな日常生活を送れないって言うのなら、ゲームのおかげで生活が充実することを実現できれば良いんですよ。
その企画は、ちょっと前から徐々にアイデアを出し始めていまして。
具体的なゲームの内容はまだまだ見えてない段階ですが……
人と人との関係でイザコザが発生するのって"言葉"が原因であることがほとんどだと思うんです。
また、塞ぎ込んでしまう人もまた、コミュニケーションが苦手であることがほとんど。
ならば、単純な感情表現だけで見知らぬ人とコミュニケーションを取れるゲームを作ろうって。
でもそれだけだと何が面白いのかわからないですよね。
なので舞台を遊園地みたいなところにして、体験を共有してもらえれば自然と仲良くなると思うんです。
これはどうぶつの森での表現が元になってる所がありまして。
どうぶつの森だと、自分が魚を釣ったり虫を捕ったりした時に、近くのキャラクターがパチパチって拍手してくれるんですよ。
それが純粋に嬉しくて。
スマホ版だと、見知らぬ人が自動的にそういうリアクションをしてくれるんですけど、それだけでその人のこと、好きになっちゃいそうなくらい。(笑)
そうまでいかなくとも、好印象であることに違いないんですよ。
それを、もっと色んなアトラクションをオンラインによって同時に体験して、楽しかったねーとか表情で表したいなぁって思ってます。
ただ、フレンド同士で集まって……っていうのは無しで。
そうしないと、孤立する人が現れちゃうと思いますし。
あ……でもロビー的なところではフレンドで、アトラクションではランダムなメンバーで参加するっていうのも良さそうですね。
そんな、ふわーっとした構想をしております。
作ろうと思わずとも友達になれる場所。そんなものが作れるのはゲームだけじゃないかな。
……現実的にはサーバーの管理とかの問題で、僕一人じゃ運営出来ないのは確実ですけどね……。
誰もが参加できるってことで、スマホが一番適してますね。
複数人表示させるのってキツイと思いますけど。
そこはランダムで少人数ごとのグループを作ったりして。
言葉でコミュニケーションを取らないので、世界中の人達と同じ感覚で一緒に遊べそうですね。
うん。面白そう。
もしかしたら既にそんな内容のものもあるのかもしれませんが……このテーマだと、メジャーなものにならなければ意味が無いので、しっかりしたクオリティの遊びが盛り込まれたものじゃないとダメですね。
あ、でも商売としてはどうしよう。
その遊園地的な空間の中に、広告の看板がいくつも建ってるっていうのは、雰囲気がマッチしてて面白そうですね。
まあそこをタップしてもらわないとダメなんですけど……。
ってそこまで考えるのはまだまだ早すぎですかね。
でも、アトラクションの具体的な内容は、ちゃんとしたゲームが良いと思ってます。
シューティングとか、アクションとか。
どれも短時間でプレイできて、複数人で協力するものです。
自分でアトラクションを選んでもいいけど、勝手にランダムで選ばれた場合には、参加するか拒否するか選べるっていう形にする……と、拒否した人数が多いとスコア的に不利になってしまいますね……。
あ、じゃあロビーの中に集合場所が現れて、先着順にメンバーが決まるっていう形で。
あと、スマホゲーと言えば、コラボですよね。
このゲームの場合……コラボものとしてアトラクションを一つ増やす必要がありそうです。
となるとその制作にも時間掛かりますし、コラボ期間も長くなりそう……。
(コラボって、期間分だけお金掛かったりするんですかね……?)
…………いやぁ、考えれば考えるほどアイデアが生まれますね。
何にせよ、そういうゲームが当たり前のように認知されるようになれば、ゲームがコミュニケーションツールとしてハッキリ認められるようになると思います。
その理想の実現も目標にしながら、僕はゲーム作りの勉強をしていきます。
あー……だけど、小規模で制作してもやっぱりメジャーにはならないでしょうね。
例えばファミコンソフトを複数人向けのスコアアタック仕様に改造して……とかだったら大手メーカーの力を借りて魅力的な物ができたりしそうなんですけど……それはそれで、より難しい企画になりそうですね。
でも絶対面白いし、価値があるサービスになると思うんです。
だから理想としてずっと持っておきたいですね。
──ところで、今回の話とは関係ないんですけど、地味に悩んでることがありまして。
ゲームの作者になったら、スタッフロールとかには本名を載せた方が良いのかなーって……。
…………。(笑)
ではまた次回〜