ヨウク:こないだ見に行ったら桜きれいだったなー。思わず写真撮っちゃったよ。


ツバサ:!? なんか写っとるけど!?

ヨウク:ん? ああこれ? そっかー。まあ写っちゃったら仕方ないよね。

ツバサ:いや、絶対これやるために写真撮ったやろ……。

ヨウク:春アイコン用にリーニーの絵を描こうと思ったんだけど、春を象徴するものと言ったら桜でしょ?
  でも冬にドット絵で、春を夢見るワニガエルくんを描いちゃったから、また桜描いてもなぁ……ってことで実際の写真の木の下で寝ているリーニーの絵を描こうってことになったんだよね。

ツバサ:ほほー。まあなかなかエエ発想なんとちゃうん?
  っていうか、リーニーリーニー言うてるけど、隣に水色のやつもおるやん。なんやちょっと透けてる気もするけど。

ヨウク:え? 何の話?

ツバサ:またまたー、そんなすっとぼけたってワイの目は誤魔化せへん……。
  って、まさか、オバケ……? オバケなんかぁ!?

ヨウク:あれ、ツバサくんってオバケ苦手なの?

ツバサ:べ、別にそんなことはあらへんで……?
  っていうか実際のところ、ヨウクはんが描いたんやろ……?

ヨウク:うん。ドロシィっていうオバケの女の子だよ。
  今回の絵はね、例の厚塗りで行ってるからね、いつものテイストとは違うんだ。
  線画無しだからね!

ツバサ:なるほど、線がないことで背景と上手いこと同化してる……
  ──って、どう考えても浮いてるやろ!

ヨウク:僕にもっと技術があれば、ぬいぐるみっぽくふんわり仕上げてたところだけど……仕方ないよね。まだこの技法で本格的に書き始めて2週間も経ってないし……。
  やっぱりね、ものっすごくめげそうになるんだよね。
  かなり細かい作業を積み重ねていく上に、自分の技術や知識の乏しさから完成イメージがボンヤリしてて……すごく不安になるんだよ。
  正直数日ごとに、もうこのやり方やめよう。って思うし。

ツバサ:忍耐力なさすぎやろ……。
  でも、頻繁にやめたくはなってるけど、やめてへんところは評価したるわ。

ヨウク:こないだ、ちょっとモチベーションを取り戻したキッカケがね、プレバトだったんだよ。

ツバサ:何やプレバトって。

ヨウク:テレビ番組さ。
  ダウンタウンの浜ちゃんが司会で、俳句やハンコ絵等の、才能が求められる作品を芸能人達が作り、その道の達人達がそれを評価してランキングをつけ……それを発表していくという毎週木曜日にTBSでやってる番組だね。

ツバサ:ついに番宣までやるようになったか。

ヨウク:まあ僕は基本的に裏番組のハナタカ優越館見てるけどね! 今まさに見ながら更新してるし!

ツバサ:なんでやねん!!

ヨウク:でもこないだはハナタカが無かったからプレバト見てたんだけど……『水彩画』というジャンルで戦ってるのを見て、すげーー!!って言った。

ツバサ:思うだけでなく、言うたんやな。

ヨウク:すごいんだよ。もうね、ホントすごいんだよ。

ツバサ:語彙力どこいったんや。
  ……もともと無いようなもんやけど。

ヨウク:あんなにリアルな質感とか空気感とか、描(えが)けるものなんだ……って。
  僕が目指すのはああいうのだ!って思ったね。

ツバサ:え、じゃあ水彩画描くんか?

ヨウク:デジタルでね!!
  僕は最初からデジタルにしか興味ないからね!
  画材とか用意するの絶対面倒だし!

ツバサ:近年問題となってる引きこもり化が進んでるわけやな。

ヨウク:え、僕もともと引きこもりだよ?
  中学時代からずっと家でゲームだよ。
  それが今では、家でゲーム実況、家でイラスト制作、家で小説執筆、家でカメンライド。

ツバサ:それ、成長してるのかどうか微妙やな……。
  っていうか最後のは何やねん。

ヨウク:なにはともあれiPadPro×クリスタならば、水彩画だろうが油絵だろうが、そういうテイストの絵は描けるんだ!
  まあクリスタじゃなくても色んなアプリで描けるけどね!
  水彩画"風"の自分らしい絵をこれから追求していきたいなーと思っているんだ!

ツバサ:どこまでいけるかホンマわからんやつやからなぁ。また1ヶ月も保たずに、違うことやりだす姿が容易に浮かぶわ。



 数日後……


ヨウク:僕ね、改めて漫画描こうかなって思うんだ。

ツバサ:!?
  なんや、今の!? 何で数日後になっとんの?
  っていうかあっという間に方向性変わったな!?

ヨウク:いや、そんなことないよ?



【不足していたもの】

ヨウク:最近思ったんだ。僕が今描けることに限界を感じたのは、知識量が少ないからだと。

ツバサ:知識量……? あー、そうやな。ヨウクはんの知識はゲームのことばっかりやもんな。

ヨウク:こないだなんとなく、草原に建てられた洋風の家を描こうと思ったら、本当にぼんやりとしか描けなくて。


ツバサ:なんでそんなテーマに行き着いたのかはわからんけど、壁にぶつかったんやな。

ヨウク:僕ってね、家とか町とか、風景を描くのが大の苦手で。
  ちっちゃい子が描くような、三角形の屋根に真四角の土台、そこに四角い窓……みたいな、トンデモクオリティのものしか描けなくて。
  数年前に『謎の村雨城』っていうファミコンのゲームの実況した時に、記念にイラストを描いて公開したんだ。
  本家のパッケージイラストを模したものだったんだけど、"城"を描いてるときに、あ、これ全然上手く描けない。苦手だなぁ……ってタモリ倶楽部見ながら描いてて強く思った。

ツバサ:最後のは要らん情報や。
  まあ誰にでも得意不得意はあるやろうし、努力でカバーする他ないやろ。
  漫画にしろ、イラストにしろ、絵を描く上でそういうのは避けて通れないんとちゃうん?

ヨウク:そうだね……。素材を使うって方法もあるけど、そこにオリジナリティは無いわけだからね……。
  と、言う事でビジュアル的な情報を自分の中にためておくためにも改めて漫画とか読んでたら、なんかだんだん漫画に対する意欲がジワジワ湧いてきたんだよね。

ツバサ:そうなんやな。それはエエことなんとちゃうん? いつかまた意欲湧くかもって言うてたもんな。

ヨウク:うん。漫画読んでると、『ここ自分だったらこういう展開にしたいなぁ』って考えることが増えてきて。
  でも葛藤もあったんだよ。
  結局色んな漫画読んで楽しんでるんだから、わざわざ描く側に回ることは無いんじゃないのかって。
  僕が漫画を描くことに特別な価値があるのか?って。

ツバサ:描きたかったら描けばええだけやん。

ヨウク:そんなふうに単純に生きられればいいんだけどね……。
  今まで見聞きしたこととか、体験したことから……どうしてもメリットとデメリットを比べてしまうんだ。
  そこで、僕は絵に関しては一つの基準を設けることにしていて……。
  それっていうのはズバリ、"自分の心の底から描きたいものを描く"ということ。

ツバサ:論理的な葛藤はどこ行ったんや!?
  結局直感に従っとるやないか!

ヨウク:いや、だって……そもそもなんで絵が描きたいかって言ったら、表現したいイメージがあるわけじゃん。
  それはもう直感だよ。本能だよ。
  描きたいイメージを表現するためにイラストだったり漫画だったり……そういう形式を選ぶんだよ。

  イラスト描こう。→どういうイラストにしようかな……。とか、
  漫画描こう。→どういう話にしようかな……。とか、
  そういうのじゃなくて。
  こういうやり取りを描きたいから漫画にしよう、とか、とにかくカッコイイ必殺技を描きたいだけだからイラストを描こう……とか、そういうので良いんじゃないかな。

ツバサ:形にこだわらないねんな。
  なんや中途半端っちゅーか優柔不断やな。

ヨウク:まあ、どれか一つに絞るのなんて無理だろうね。
  だって僕には一個だけなんて選べないもん。
  だから色んな形で色んな人に面白いものを届けられたら良いんじゃないかなと思ってる。
  特別、一つの職業にこだわる必要もないなって。

  今まで、これをやるために他のを控える……ってそんな話ばっかりしてきたからさ。
  その度にドンドンつまらない人間になっていってるのを感じるんだよ。
  昔はもっと意欲的に、衝動に駆られるようにのめり込んでたのに、今は理性的に"やらなくちゃいけない"とか"将来のために"とか頭でしっかり考えるようになってしまった。
  それってきっと、原動力としては弱いんだよ。

ツバサ:わかるような、わからんような話やな……。

ヨウク:多分、一つに絞って無理やり自分を追い込むよりも、その時その時で熱中した方が、成長もできると思うんだ。
  ほら、だって人間って『これさえできれば後は何も出来なくてもいい』なんてことは滅多に無いでしょ?
  夜には眠り、朝には起きる。お腹が空いたらご飯を食べる。それが普通だよね。
  でも、これしかやらないって決めつけることは、夜眠くなっても寝ない!って言うのと同じなんじゃないかな。
  「あの人寝る間も惜しんでやってるよ、偉いねぇ」って思われるかもしれない。けどそれって何か違うって僕は思う。

ツバサ:それはでも、一概にそうやなぁとは頷けん話やな。人によりけりやから。

ヨウク:確かにね。
  でも、忙しさとかを理由に、人を見下したりする人はどうかと思うよね。
  自分の人生は自分で選ぶものだから、人の人生を自分のルールに当てはめちゃダメだって常々思うんだよ。

ツバサ:ほほぅ。なんや難しい話やな。ワイにはピンとこぉへん。

ヨウク:そう言われちゃうと、何も返せないな……。

ツバサ:……。

ヨウク:…………。
  何この、ちょっと気まずい空気になるっていうオチ!?



【SwitchでVR!? 可能性が広がるバーチャルワールド】

ヨウク:ついに出たね……。

ツバサ:何がや?

ヨウク:Nintendo SwitchでVR!

ツバサ:すまん、ワイ……横文字は苦手なんや。

ヨウク:任天堂酢一致出部位愛流。

ツバサ:何語や!?

ヨウク:英語がダメなら当て字で。それが僕の美学さ。

ツバサ:いや、知らん知らん。
  ほんで何やねん、"ぶいあーる"って。

ヨウク:バーチャルリアリティ……つまり、仮想現実さ。
  巷(ちまた)で話題となっているVRは基本的に双眼鏡みたいな形をしていて、左右の目で微妙に視差のある映像を表示し続ける上、向いた方向に合わせてカメラも動くため、まるでその世界の中に入ったかのような体験ができるんだ。

ツバサ:ゲームの世界に……? だ、大丈夫かヨウクはん……? いよいよ本格的におかしくなったんか?

ヨウク:僕の妄想の中の話じゃないからね!?
  でも確かに、信じられないくらい非現実的なことが実現できるようになってるんだよね。
  空中に映像を投影するエアディスプレイの技術も進んでるって噂もあるし、これからもまだまだ近未来的なすごいものが出てくるのかもしれないね。

  さて、VRはPS4では既にPSVRとして発売されているのは知ってるかな?

ツバサ:うーん、どっかでそんなような話を見たような……。
  あ! 前にヨウクはん、このブログで言うてたな!

ヨウク:そうそう。あの頃はPSVRは常に品薄だったんだ。今ではあの時ほど手に入らない状況じゃないから、興味があったらチェックしてみるといいかもね!
  かなり高度な技術のため、ややお値段高めだけど確か、ある時から少し下がったんだよ。
  開発中とされるPS5(仮)でもPS4ソフトやPSVRに対応するみたいだから、お金に余裕がある人は買ってみて損はないんじゃないかな。

ツバサ:ヨウクはんは?

ヨウク:買えないかな……。ちょっとね、やばいんだよね……。
  100均やコンビニ……と接客系のバイトを4年近くやってきたんだけど、なんか段々滑舌がやばいというか。
  対人恐怖症を治そうと思って選んだものだけど、長く続けると自分の中に無理が溜まってるのかも。
  まあ……人の嫌な所が大量に見つかる職種なのかもしれないしね……。精神的にキツイね。
  そのせいか最近、休みの日にお店で買い物するのも嫌だもん。
  バイトであれだけ他人と関わってるのにプライベートでも知らない人と顔合わせるのはヤだなぁって。

ツバサ:何で人見知り加速してんねん……。

ヨウク:多分このままだとますます人と関わるのが嫌になっていく一方だから、早めに抜けないとなぁって感じるね。
  なので、今は無駄遣いを減らしてお金を貯めなくてはいけないのです。

ツバサ:だからVRは買えへんのな。

ヨウク:しかーし! ついにNintendo SwitchにもVRが!
  ダンボールでSwitch用の色んなコントローラー(Toy-Con)を作ることが出来るシリーズ……"ニンテンドーラボ"の新作だよ!
  なんとこれなら、4,000円台で買える!

ツバサ:なんやそれってショボそうやな。

ヨウク:まあ大体の部分がダンボールだからね。
  画面をレンズを通して直接覗くタイプの安価なVR体験だけど……家庭用ゲーム機でそれを行えるのは大きい!

ツバサ:でもニンテンドーラボってあれやろ? 基本的に専用のソフトで遊ぶものなんやろ?

ヨウク:まあ、そうだね。でもちゃんと他のソフトと連動してる前例があるし、現時点でもマリオオデッセイとゼルダブレスオブザワイルドとなら連動できるからね!
  これから、このVRキットに対応するゲームがドンドン出て来てくれると嬉しいよね!
  期待しちゃうなー。

ツバサ:そのためにはそのVRキットとやらが当たり前のように定着せなアカンよな。

ヨウク:……うん。けど今までのToy-Conシリーズでは市販のソフトと連動してる数は少ないから……当たり前になるには難しいのかも。

ツバサ:急に現実的やな……。

ヨウク:でもかなり魅力的だと思うんだよね。VRってさ。

ツバサ:しかしあれやな。遊んでる本人はええけど、周りから見ると変なやつにしか見えへんよな。

ヨウク:……それは気にしたら負けだよ。



【レトロゲーって】

ヨウク:正直、昔のゲームの方が密度が濃いと思うんだよ。
  新しくなればなるほど、純粋な遊びの部分"以外"への注力が必要になってくるんだからさ。
  昔のゲームだと、出来ることに制限があるからこそ、その限界まで工夫して頑張って作るだろうし、容量が少ないから何度も何度も遊べるものを作られているなぁって感じる。

ツバサ:何や、どうしたんや。熱く語っとるな。

ヨウク:今ではクリアするためのゲームがほとんどだけどさ、昔のゲームは、どれだけ長く遊べるかっていうのに熱意を注いだと思うんだよ。
  初代スーパーマリオなんてさ、ゲームオーバーになったら最初からでしょ?
  それが素晴らしいなぁって今は思うんだ。

ツバサ:何が素晴らしいねん。せっかく終盤の方まで進めてもまた最初っからになったら嫌やろ。

ヨウク:僕もつい最近までそう思ってた。
  でもさ、もしゲームオーバーになってもすぐその場から続けられたら……悲しくならない?

ツバサ:何がやねん? マリオでも最初っからになるのはファミコンだけやろ? それ以降のはちょっと戻されることはあっても、ほとんど続きから遊べるやんか。
  それが今では当たり前なんやし、そっちのがええんやろ。

ヨウク:いやいや、考えてみてよ。続きから出来るなら、『最初の方のコース』は次いつ遊ぶの?

ツバサ:!!

ヨウク:人によって遊び方は違うから必ずそうとは言えないけど……一度クリアしたコースってなかなか遊ばないよね?
  それって勿体ないでしょ?

ツバサ:うーむ、確かにそうやな……。
  でも、それならセーブせんとはじめからにしたらええやん。

ヨウク:まあ、セーブデータが分けられたりする場合はそんな遊び方もできるけど、それがデフォルトじゃないでしょ?
  ファミコンのゲームはセーブできるソフトはそう多くないからね。
  長時間を要するゲームは中断という意味でセーブ機能はいると思うけど、アクションゲームはセーブ無しの設計の方が面白いんじゃないかなって思う。

  前に、マリオ3Dワールドの最終コースで長時間苦しんだ経験があるけど、今思うとあのコースだけで一つのゲームソフトとして成り立ってるんじゃないかとすら思うよ。
  ほんと、長く遊べるんだよ。
  今どき数百円のソフトだと数時間でクリアできたりするけど、マリオ3Dワールドのあのコースは、全力でやって約10時間掛かったんだから、本当面白いよ!

ツバサ:なるほどなー。今はクリアまでの時間を競うような時代やけど、昔はさっきヨウクはんが言ったように、どれだけ長く遊べるかっていうのが重要やったみたいやからな。
  そういう考え方もあるのかもしれへんな。

ヨウク:現実のアスレチック遊具とかもさ、一回だけ遊んで今後もう遊ばない!って事はないでしょ?
  それと同じで、何度も何度も遊べるような面白い設計をしてるはずなのに、わざわざそこへ行く必要が無いならってもう遊ばなくなるような感じなんだよ。
  例えるなら、遠くに引っ越したから、かつて遊んだ遊具には触れづらい……みたいな状態かな。

ツバサ:しかしなんで急にレトロゲームの話なんや?

ヨウク:任天堂ホームページの『社長が訊く』を読んでて思ったんだ。

ツバサ:またそれ読んでんのかい。自分、それ好きやなー。

ヨウク:それに、最近になっても昔のゲームを遊べるような商品やサービスが出てきてるでしょ?
  ミニファミコンやミニスーファミ……Nintendo Switch Online。
  そうすると、「過去の遺産をいつまで引きずってんだよ」って声もあるんだよね。

ツバサ:そりゃ、今の時代やったらもっとクオリティの高い作品をやりたいって思うのが当然やろ。

ヨウク:でもさ、遊びという意味では昔から色んなものを詰め込んできたわけだから、今のが完璧に優れてるってことはないと思うよ。
  新しく何か作るって言う時にも大体の場合は昔あったゲームと要素は被ってくるだろうし。
  遊びそのものを強化することは難しいんだ。
  例えばソニックだって、早く走れれば走れるほど面白いわけじゃないでしょ?
  目が追いつかないだけだよね。

ツバサ:じゃあマンネリ化は止まらへんねんな……。

ヨウク:うん、止まらないだろうね。
  でもレトロゲームを遊んだことがない人もたくさんいるだろうから、これからも新作とレトロゲーム、両方共最新の環境で遊べるような状態にしていって欲しいね。
  あ、でもマンネリ化といえば、任天堂は性能アップよりも遊びの方向性を変えるという形で新しいハードを出してるっていうのはあるよね。

ツバサ:あー。WiiとかDSとかか。

ヨウク:そう。高性能のゲームキューブじゃなく、コントローラーそのものを動かすという遊びを提供するWii。
  GBAをそのままパワーアップするのではなく、画面を2つに増やしたDS。
  それらは遊び方が全く異なるわけだよ。

ツバサ:言われてみるとそうやな。
  そしたらプレイステーションとかは劣っとるんか?

ヨウク:いや、プレイステーション系は純粋に最先端の技術で限界まで高性能を目指してるから、やはり質は高いものが作れるんだよね。
  プレイヤーが行える操作自体はそう変わってはいないけど、ビデオゲームの内容は確実にパワーアップしている。
  そういう違いじゃないかな。
  ちなみにXBOXは知らない。手にしたことないから。

ツバサ:何や最後の冷たい発言は……。

ヨウク:僕としては、時代が変わって所持するハードが変わっても、過去のソフト達をそのまま遊べる環境っていうのが理想的かな。

ツバサ:これまたなかなか実現しそうにない話やなぁ。

ヨウク:正直、任天堂の進化の仕方だと難しいと思う。
  でもプレイステーションの方は、さっきチラッと言ったけど……"PS4"のソフトをPS5(仮)でもそのまま遊べる仕組みを搭載するみたいだし、PS3のソフトもPSNowで配信してるし……あり得るんじゃないかなって思う!
  特にクラウド技術を使ったPSNowならハードが変わってもそのまま続投出来るんじゃないかな。
  そこに初代PSやPS2のソフトが加わったら最高だよね!
  更にはPSPやPSVITAのソフトも配信されれば……じゅるり。

ツバサ:ヨダレ出とるで、ヨウクはん。
  妄想し過ぎやろ、今回……。
  いつもより長なっとるし。

ヨウク:そんな僕ですが、つい昨日。寝ぼけてPS4本体を蹴り倒してしまうという痴態を晒しました。

ツバサ:何の報告や!?

ヨウク:次回はゲーム実況動画の紹介や、何か新しいイラストでもお見せできたらと思います。

ツバサ:急に真面目なトーンになってるけど、ここらでまた来週〜! ほなさいなら〜!