ヨウク:海東ヨウクです。
前回は、実は自分にとって重要な話を急遽カットしたので、音楽を聴くことやスマートフォンの進化の話"だけ"になりました。
ツバサ:なんや今日は神妙な面持ちで始まるねんな……。
ヨウク:カットした内容はと言うと、漫画制作の中で無気力になってしまい、だけども解決策を見出す。
そんな展開が一つ。
しかしそのあとも漫画に対する熱など冷めきってしまい、イラスト一本に集中するという逆展開が一つ。
僕の人生(物語)の分岐が、一週間の間で発生してました。
ツバサ:そんで結局、その話は無かったことにしたんやな……。
ヨウク:そう。
でも正直、イマイチ心はハッキリしない。
本当は何がしたいのか、まだ掴めていない。
掴めたつもりでも、スルスルと手のひらから溢れてしまう。
そんな時は、決めない方が良いんですよ。
やる機会があるという可能性を捨てない方が。
ツバサ:まあ、何も結果を出せないまま勝手に悩んでるだけやけどな。
ヨウク:僕は、色んなものの影響を受け過ぎるしメンタルも弱い。
誰かの依頼でやってるわけじゃないし、誰かのためにやってるわけじゃない。
そもそも、何を見るかはそれぞれの自由なのだから、そこに縋るような物を作るのもどうかと思う。
良いと思ったものに全力を注ぎ、結果それが人に愛されるのならば、それで良い。
そう思って僕は、『公開を抑える』ことにしました。
ツバサ:は?
ヨウク:読んでほしい人、見てほしい人、そんなこと考えて作るのは僕にとってつまらないし、不純だと思うんだよ。
だから、反応を気にせずに制作をするために、公開そのものを後にとっておくんだ。
そうしないと自分のやりたいことを見失っちゃうから。
例えば僕がどうしょうもなく猫が好きで、描きたい!って思ったとする。
だけど「犬を描いて!」と頼まれたらどうするのって話だよ。
ツバサ:描いたらええやん。
ヨウク:本当は猫が描きたいのに?
喜んでくれる人が多いなら、それでいいの?
自分が好きなものの方がよっぽど魅力的に描けると思うし、満足できる思うよ。
ツバサ:ようは流されたくないんやな。
ヨウク:今まで、公開する裏で自分の気持ちを押し殺してたこともある。
ゲーム実況なんかそれが本当によく現れてる。
もし、自分のやりたいことに真っ直ぐだったら、こんなに喋り方が時期によって変わることも無かっただろうからね。
ツバサ:けど、公開することで得られることも色々あったやろ?
ヨウク:あったね。あったけど、それによって現実を変えられたことは無かったかな。
ネットも、人によって使い方が違うんだよ。
人と関わることで良い影響を受けられる人間もいれば、情報や反応を得たいがために他のことに集中できなくなる人間もいる。
ネットの使い方が下手くそなんだよ、僕はね。
いつまでも過去に囚われてる場合じゃない。
僕は僕の好きなものを好きで居続けるために、行動していかなきゃ。
絵を描くことももちろん、
ゲーム実況も、自分がただ好きでやってることだ。
本当に、やっとここに戻ってこれた。
ツバサ:初心に帰ってるとこわるいけど、本当にそれでええんか?
ヨウク:僕は、良いと思うよ。今まで積み重ねてきたことを犠牲にするのとは違うから。
結局ね、自分がやりたいと思ったことに、誰かが着いてくるかってだけの話なんだよ。今までも、これからもずっと。
僕はそれに、気づかなくなってて。だから最初の気持ちも、言葉では言い表せても、心では同じ感覚を取り戻せなかった。
ただ、『好きで始めたことだ』って言葉だけが残ってたわけだよ。
でも心の中では、今は数人でも見てくれる人が居るから、同じ気持ちにはなれないって。
まだ完全じゃないけど、今ならわかる。
何の為にそれをするのか。
人気を得ようって考えるのなら、何だって手段はある。
けどそんな中ゲーム実況を選んで続けて来た理由は、『やってみて楽しかったから』だけだよ。
ツバサ:はーい、ここで一旦CM入りまーす。
ヨウク:何で!?
【再会! イーブイ】
ヨウク:久しぶりに収録しましたよー。
今週木曜日から動画投稿を再開予定です!
ツバサ:このごろのヨウクはんの肩書きはボヤーッとしてるもんな。
上手い絵を描くわけでも、漫画や小説を定期的に書いて上げてるわけやないもんな。
それに加えてここ最近は実況者と呼べるほど活動してへんもんなー。
たまにしかゲームしないやつはゲーマーやないと思うねん。
ヨウク:結構辛辣だね……。
まあでも、ゲーム実況はやりたいことの一つだからね。ちゃんとやりたいと思う。
まずはポケットモンスターレッツゴーイーブイをエンディングまでしっかり遊ぶ!
ツバサ:あーポケモンって言うたら先週、最新作が発表されたもんなー。
ヨウク:え゛っ。
ツバサ:何や知らんかったんか?
ポケットモンスターソード・シールド。
最近では、キング・クイーンになるんじゃないかとか噂されとったけど、剣と盾になったようやな。今年の冬に発売予定って書いてあるわ。
物語の最初のパートナーとして選ぶことになる3匹のポケモンも公開されてるから、気になるなら見といた方がええと思うで。
ヨウク:そっか、ピカブイは一応リメイク枠として作られたと考えたら、確かにもう新作が出てもおかしくない時期だよね……。
ツバサ:例のNintendo Directの派生系のPokemon Directで情報が発信されたようやから、その動画も要チェックやな。
ヨウク:なんでツバサ君がそんなに詳しいの……?
ツバサ:情報戦を制すものは時代を制す! やで!
ヨウク:そんなキャラじゃなくない!?
ツバサ:ほんで、実況はどういう調子なんや?
ヨウク:いやー面白いよ! やっぱりね、プレイしながら喋って、それが動画になるってだけで楽しいものだね。
ツバサ:けどあれやろ。part3の後に一回、収録せずに遊んだために、ちょっと場面が飛んでるんやろ?
ヨウク:って言ってもお月見山だけだよ! 町一つ飛ばしてるなんてことはないから安心して!
しかもビックリするくらい覚えてないから!
手持ちには手に入れた記憶のないポケモンがいたりしたし。
ツバサ:……相変わらず酷い記憶力やな。
ヨウク:何にせよのんびり長々と楽しんでいくので、気が向いたら見てみてください。
ツバサ:ゲームというものは、プレイした人が楽しめるように出来ているものや。
何よりもプレイヤーであるヨウクはんが楽しむことが大事やで!
ヨウク:おー、良いこと言うね! さすがツバサ君! 翼はないけどツバサ君!
ツバサ:いやーそれほどでもあるかもしれへんなー!
──って何やそのわけわからん褒め方!?
ヨウク:来年にはツバクロー君って呼ぶね!
ツバサ:何やその、飛べて当然っぽいネーミングは!?
来年にはワイ、空飛んどるんか!?
ヨウク:誰しもが皆、心の中に見えない翼を持ってるんだよ。
強く願えば、必ず君は飛び立てる……!
ツバサ:飛べるかぁ!!
【描いてみたよドット絵】
ヨウク:こないだ、久しぶりにドット絵を描いてみたんだ。
ツバサ:ほう。それはまた、何でや?
ヨウク:iPadで絵を描く時って結構体勢とか制限されるんだよ。
だけど寝転がってスマホでイラスト描くくらいなら、起きてiPad使うし。
あ、でもドット絵ならスマホだけで描けるじゃんって。線の歪みとか関係なく描けるじゃんって思った。
ツバサ:前にも一時期ハマってたことあったよな。
ヨウク:そうだね。ゲーム好きだから、ドット絵自体は色々見てきてるんだ。だから自然と興味が湧いたね。
でもドットで大きめの絵を描こうと思ったら、結局手描きイラストの方が手間が少ないことがわかってやめちゃったんだよね。
ドットでは表現できないこともあるし。
ツバサ:じゃあ何で今になって久々にやってみたんや?
ヨウク:線画に疲れて。
ツバサ:……。何やツッコみづらい返答が返ってきたなぁ。
ヨウク:線画ってさ、すっごい疲れるんだよ。
下描きで描いたイメージ通りになるように線を引いてはやり直し、引いてはやり直し。それを何十分と繰り返してるとね。疲れるんだよ……。
ツバサ:要するに苦手なんやな、その作業。
ヨウク:でもドット絵だったら納得の行くまで線を引く作業なんてないでしょ?
だから、良いなぁって思って再び挑戦してみたんだ。
ツバサ:ほんで、何描いたんや?
ヨウク:イクラの軍艦。
ツバサ:何でやねん!!
ヨウク:ドット絵に再び興味を持ったのにはもう一つ理由があって。
最近、スマホでシミュレーションゲームを遊んでたんだ。
カイロソフトのドット絵で描かれたシリーズなんだけどね。
その中で『海鮮‼すし街道』というお寿司屋さん経営のシミュレーションゲームをやってて、ドット絵なのにどのお寿司も美味しそう……って思って。
とりあえずゲーム中でまだゲットできてないイクラを描いてやろうってことで、こうなりました。
ツバサ:相変わらず色んなものに気を取られてるなぁヨウクはん。
ヨウク:そんで、同時期に画像加工にも興味を持って。
今年の初めに公開した干支イラストと合わせてみた。
ツバサ:何で持たせた!?
ヨウク:お寿司の可能性って無限大なのかなって思ったね。
ツバサ:どの辺からそう思ったんや!?
ヨウク:そして、ツイッターのアイコン用に1枚、ドット絵描いたんだけどね。
ツバサ:おー、なかなかエエやん。
ちょっと時季は遅いけど、雪景色の中、早く春来ないかな〜って夢見るワニガエル君を描いたんやな。
ヨウク:でも、今のツイッターのアイコンってさ、丸い形に切り取られるじゃん。
こう思ったね。
ふ・ざ・け・ん・な。
ツバサ:おおぅ……口悪いな。
ヨウク:何で丸? このドット絵描いてアイコンに設定しようとしたら、ワニガエル君の顔も周りの景色も切れちゃって、何のアイコンなのかよくわからなくなっちゃうことに気づいたんだ。
何で丸?
丸形にピッタリな画像なんて用意できないよね?
何で丸?
ツバサ:怒っとんのか? 怒っとんのかヨウクはん……!?
ヨウク:こうなるとブログに載せるしかないよね。
ツバサ:何でブログなんや?
ヨウク:単純な話だよ。ブログ更新するのが好きだから!
ツバサ:せやかて、ツイッターやPixivに投稿した方が、色んな人が見るチャンスが……。
ヨウク:それだよそれ。
多くの人に見てもらいたいから描いてるわけじゃないんだ。
好きなものを描いて、好きな形で公開する。
それが新しい僕のスタイルさ。
ツバサ:なんやろな……益々ぼっちに拍車が掛かってる感じやな。
ヨウク:ぼっちに拍車が掛かるって何!?
前々から僕は言っていたよ。
『続けられないことはやり始めない方がいい』って。
実際、始めてみないとわからないことが多いから、僕の場合はあっという間にやめちゃうパターンが多いけどね。
例えば動画のコメントに全部返事するとか、定期的に更新するとか。
そういうのって、自分がやりたいと思って始めたことでもだんだんと義務と化してくることがほとんどだよね。
けど、やめたら罰せられるわけじゃないでしょ?
周りに気を遣ってるうちに逃げ場がなくなっていくわけだよ。
ツバサ:その点、ヨウクはんはいい加減やな。嫌になったらなんや長々と語った末に、やり方を変えるとか宣言するもんな。
ヨウク:フッフッフ。考え方が柔軟だと言って欲しいな。
ツバサ:ただ飽き性なだけやろ……。
ヨウク:僕の中での"活動"は、やりたいと思えることが前提だからね。
楽しくなければやらないんだよ。趣味ってそういうものだと思う。
楽しいと思えることに全力投球だよ。
ツバサ:それで生きていけたら楽やろうけどな。
まあ、趣味がそれであることはエエと思うで。
仕事の息抜きとしてやるんならな。
でもヨウクはんは将来的に創作で稼ごうとしてんねやろ?
ヨウク:ん?
ツバサ:へ? 違うんか?
ヨウク:いやーまああれだよね。好きなことで稼げれば、好きなことにもっと時間を使えるから良いなーって思うよ。
でも僕が絵とか物語とかで稼ぎたいって言った理由はそれだけだからね。
稼ぐ目的で上手くなろうと思っても、僕にはできなかったもん。純粋に好きだと思えることにしか力を注げないから。
だから別に、お金稼げなくても良いんだ。好きであることに違いはないから。
自分が満足できる制作を行うだけだよ。
多くの人の目に止まらなくても良いし。
ツバサ:な、何か……前と全く違うこと言うてるな……。超自由人やんか……。
そんなことやってると、誰も着いてこぉへんで。
ヨウク:そりゃそうだろうね。
でも、僕ができることって、僕がやろうと思ったことだけだから。
何度も言うけど、誰かのためじゃないんだよ。人を喜ばせる方法なら他にいくらでもあるんだし。
SNSが当たり前に存在してるから、"人に認められなくちゃいけない"みたいな使命感が蔓延してるんだよ。
自分のやったことでみんなに反応してほしい。って思うから変な事件も多くなってると思うし。
ツバサ:ヨウクはんはアレやな、時代に逆行してるんやな。
古い人間の考え方っぽいな。
ヨウク:そう、僕は昭和生まれの中堅芸人……って誰が!?
ツバサ:何勝手に言うてんねん……。
ヨウク:まあ、僕のこの考え方は、『電波教師』って漫画を読んだせいだよ。
固定概念が崩されたというか……。
自分のやりたいことに、"こうするべきだ"っていう世の中の常識でフタをされていた状態だったのかもしれない。
そのフタを取っ払ってくれた作品だよ。
ツバサ:なんや、また影響を受けただけなんやん。
ヨウク:色んな影響を受けて人は形成されていくものでしょ。
社会の役に立つ立たないなんて所詮、結果論なんだからね。
みんな、好きなことに真っ直ぐであるように!
ツバサ:わけわからんやっちゃな。
でもまあ、それぞれ色んな趣味や好みがあるのは確かやな。
それを真に理解してくれる人はごく一部しか居らんのかもしれへん。
人間、自分に理解できないことには否定的になるものや。そんな意見、気にせんでええ。
各々自分だけの人生を過ごしたらええんやで。
ヨウク:なんか、上手くまとめられちゃったな……。
ツバサ:そんなわけで、また来週や!
ほな、またな〜。
ヨウク:あー、終わらせられちゃった……。
僕のブログなのに何だかなぁ……。
ツバサ:うっさいわアホ! スッキリ終わられへんやんけ!
ヨウク:……はい。すみませんでした。また来週〜……。