【投稿への意欲低下中】

ヨウク:うーん、面倒くさいなー。

ツバサ:何やいきなり。今回はマイナス発言でのスタートやんなぁ……。

ヨ:いや……一応ね、僕、週一ペースでカラーイラストを描いてるんだよね。
  でもそれを毎週投稿するの面倒くさいなぁって。

ツ:そんなに手間がかかるものなんか?

ヨ:いや……何分も掛からないけどさ。
  でも何て言うか、せっかく投稿しても、どうせ誰も気にしないじゃん。

ツ:あ、ごめん今、空見上げてて聞いてへんかったわ。

ヨ:空見上げて聞き逃す!?

ツ:冗談や。
  しっかしまた、ちっさいことで悩んでるんやなぁ。
  そんなこと渋っとったら、何作っても公開しなくなってしまうやんか。
  そしたら誰も見ることがでけへんよな?

ヨ:そこなんだよね。
  動画も「どうせ誰も見ないだろうなぁ」と思って投稿するの面倒くさくなったりするんだけど、そもそも投稿しなくちゃ見てもらえないっていうのはもちろんわかってる。
  でも、『見てもらいたいけど見てもらえない』のと、『誰も見ることができない』では、大違いなんだよ。

ツ:そりゃそうやろうけど……結構長いこと投稿者として活動してきているんやから、あんまし抵抗無いんとちゃうん?

ヨ:もうバリバリ抵抗あるよ。

ツ:何でや!?

ヨ:予想を下回る経験が豊富だから、もはやトラウマになりつつあるんだ。

ツ:何やねん。面倒くさいやっちゃなぁ。
  無心でやったらええねん。頭空っぽにして。
  作るだけで認知されるわけ無いんやから、公開せな!

  世の中にはレゴブロックでとんでもないものを作れたり、Excelで絵を描いたりする人もおるんやで。
  けどな、ただ黙々と作ってるだけではその凄さは誰にも伝わらんのや。
  ヨウクはんの場合は友達も居らんのやから、なおさら公開せな!

ヨ:あー……うん。

ツ:あれ!? 全然刺さってへん……!?

ヨ:うーん、公開はしたいけど、頻繁にはちょっと難しいなぁ。
  『投稿する』って意識した日はなんだか緊張しちゃって、あんまり作業が手につかなくなっちゃうんだよね。
  だから、週一枚(くらい)描くけども、投稿するのは後からまとめて……って感じにしようかな。とか考えてる。

ツ:ネット上でもあがり症やねんな、ヨウクはんは。
  っていうか週一枚描くはずが、先週イラスト描けてなかったやん。

ヨ:あ、それは……その、リアルなのを描こうかなって思ってさ。

ツ:リアル?

ヨ:うん。リアル。
  僕が今まで描いてきたイラストは普通に漫画・アニメ調の表現でのイラストだから、それだとイラストとしての魅力が少なめかなぁって悩んでるんだ。
  だから、質感とかリアルにして、厚塗りをしてって考えて作業してみたんだけど……数時間で僕の頭はオーバーヒートを起こしたよ。

ツ:そんであっさり諦めたワケやな。

ヨ:やっぱり僕はアイデアを形にするところまでしかモチベーションが保てないんだよ。
  時間掛かれば掛かるほど、完成しなくなる。

ツ:ようは飽きっぽいってだけやろ。

ヨ:そうとも言う。
  でも、これからもあらゆる可能性を潰さずに、自分なりに良いものを作っていけるように試行錯誤してみるよ!



【ショッキングは付きもの】

ヨ:ネットショッキング!

ツ:何言うてんねん急に!

ヨ:皆さん、気をつけてくださいね。
  過去にネットで何か投稿してると、全く関係ない作業とか仕事とかしてる間にコメントで傷つけられたりしますからね!

ツ:ほう、それを今言うってことは、なんか届いたんやな?

ヨ:うん。絵描いてたら、ドンキーコングの実況にコメントが付いたらしくてメールが来たんだ。
  「下手くそすぎ」とね。

  イラッと来たね。
  おいテメーふざけんじゃねぇよ!!と

ツ:めちゃくちゃ口悪いな……。

ヨ:無神経過ぎるよ。全くもう。
  僕、今は元気に暮らしてるからいいものの、何らかの病気や事故で入院とかしてる時にそんなの来たら、マジで泣くよ?

ツ:コメントする側はそんなん意識せえへんもんな……。見たものに関して発するわけやから。
  そういう意味では冷たい世の中ではあるのかもしれへん。
  けど、現実では生活圏内の中にいる人とくらいしか交流でけへんけど、ネット上では距離も関係なく繋がれるんやから、良くも悪くもあると思うわ。

ヨ:うん……確かに。イライラし過ぎてちょっと周りが見えなくなってた……。
  ネットなんて良いことなんか何一つ無いんじゃないかとさえ思ってたよ。
  けど、結構あるんだよね。僕の動画に対する『下手』って意見。

ツ:そんならホンマに下手なんとちゃうん?

ヨ:だとしても、それを指摘する必要って無いでしょ。
  なんかこう、下手な人はゲームしちゃいけないっていう、圧を感じるんだよね。
  僕は、『下手な人間でも楽しむことができる』というのを示すためにもゲーム実況をしているんだから。そこは認めてもらえなくちゃ。

ツ:そういやヨウクはんは最近よく言ってるよなぁ、eスポーツが注目される裏で、そういうゲームの敷居が高くなってるんじゃないかって。

ヨ:そうそう。上手い人が注目されるのは自然な流れだとは思うんだけど……ゲームは『楽しむ』ものだからさ。
  新規参入しづらいのは、残念すぎるよ。
  そうなると結局、"遊ぶ楽しさ"じゃなくて、上手い人の戦いを"観る"楽しさになっちゃうんだから。
  ゲームならではの楽しい体験から離れちゃってる気がする。

  僕自身も、3DSとWiiUのスマブラにはワクワクしてたけど、最近は入ってくる情報が上手くなるためのものばっかりで……最新作とか全く興味なくなっちゃったもん。
  スプラトゥーンにも手を出してないし……知らない人と戦うのはやっぱり抵抗あるんだよね……。

ツ:ヨウクはんはアレやけど、楽しめる人は楽しめるんやろうなぁ。
  けど、シリーズ化したタイトルの場合は、なかなか入っていけないのが現実やな。
  ストリートファイターとか鉄拳とか……ライトなゲーマーはまず挑戦する気も起きへん。
  ゲーム自体、家庭用ゲームよりも気軽にできるスマホゲームの方が遊ぶ人の数が増えていってるわけやもん。
  そんな流れを変えるのは簡単やないやろうなぁ。

ヨ:プレイ映像として世に出てるのもやっぱり上手い人のばっかりだからさ。
  そんな中、下手な人間でも楽しんでる様子っていうのは同じように腕に自信が無い人の心の支えにもなるんじゃないかなって思う。
  だから下手だと指摘されることは、もちろんイラッとは来るけど、自分がゲームの腕が下手なままなんだと実感できてホッとしてる部分もあるよ。

ツ:まあ何より問題は、そもそも誰かの支持を得るほど視聴されてないことやな!

ヨ:うう……。

ツ:そんで、今はもうあんまり動画投稿してへんもんな! これは負け犬やな! ハッハッハ!

ヨ:よせやい!

ツ:何やねんこの時代遅れなやりとりは……。

ヨ:焦らずにじっくりと夢を追いかけていくことにしたことによって、今後ゲームを買うくらいのお金はあるから、来月くらいからは普通にゲーム実況できると思うよ!

ツ:へ? なんやそれ。

ヨ:最初から最後までプレイして投稿していくという、今までのやり方を再開できるはず!

ツ:え? でもそれ、色々とおかしない?
  イラストや漫画の制作に集中する気無いんか?
  そんで、ゲームの冒頭だけプレイして見せるのが自分が本来やりたかったことなんや無かったっけ?

ヨ:イラストや漫画は描くよ。けどね、僕は『海東ヨウク』だよ。
  ゲーム実況ありきの海東ヨウクだよ。
  確かにゲームの冒頭だけ見せた方が良いっていうのは、今も思ってる。
  けどね、僕はきっと……見たいと思ったら、最後までやって見せて欲しいって思うから。
  っていうか僕自身、実況終えたゲームはその後やってないからね!
  ポケモンもブレイブダンジョンもロケットリーグも!

ツ:やってへんのかい!

ヨ:そういやこの前、ついにスマホゲームの説明文の中に『ゲーム実況歓迎します!』的な文を見つけたんだよね。
  でもハッキリ言って、ゲーム実況者って教育的によろしくない存在ばっかだからね!!

ツ:せやな。もちろん、節度を守って清く正しい動画を制作している人もたくさんおるけど、それが当たり前だと思ってしまうと危ういところはあるかもしれへん。
  ゲームの中とはいえ、人を殺して爆笑してたらヤバイと思うで。

ヨ:え……そんな人いるの?

ツ:ゲームの中とはいえ、ガソリンスタンドにロケットランチャー発射して、駆けつけた消防車も爆破し、警察と銃撃戦を繰り広げるやつもおるくらいやからな。

ヨ:え、それ僕じゃない?

ツ:……え?

ヨ:それ、かつてグランド・セフト・オートⅣでよくやってたやつだよ。動画は撮影してないけど。
  しかもそれをね、夜更ししまくって朝の8時とか10時とかまでやってた時期があったからね。病んでたね。

ツ:ヨウクはんは教育的によろしくない存在なんやな。

ヨ:あっ……はい。



【ゲームの開発者にチップを……!?】

ヨ:スマホアプリより家庭用ゲーム機のゲームだよねーって言っていた時期が私にもありました。

ツ:何や、どうしたんや? 変なノリが始まったで。

ヨ:いや、あのね……ゲームやってると制作が疎かになっちゃうから結構避けてるんだけど……やっぱり気分転換はしたいなぁって思って。
  そんな時に手元にあるのはスマホ。
  Google Playストアでオススメアプリをダウンロードしてみたんだ。

  タイトルは『ALTER EGO』。

ツ:ほーん。

ヨ:反応薄いね、ツバサ君……。

ツ:ワイはあんまりゲームせぇへんからなぁ〜。

ヨ:っていう人でもスマートフォンでのゲームアプリならちょっと興味が湧いたらすぐダウンロードできるんだから、すごい時代になったよねー。

ツ:何やワイの存在が上手いこと使われた感があるけど、まあええわ……。そんで、どういうゲームなんや?

ヨ:このゲームは、いわゆるクリッカーゲーム。ひたすら画面をタップすることでアイテムを貯めて行って、それを消費してストーリーを進めたりしていくんだけど、
  同時に、『性格分析』ができるゲームでもあるんだ。

ツ:ほほぅ、心理テストみたいなやつか?

ヨ:合ってるような、間違ってるような……。
  結構正確に自分の性格を当てられてしまうんだよ。
  "せいかく"だけにね。

ツ:……。
  ウケると思ったか?

ヨ:ぜ、全然!

  この、性格分析によって自分がどういう性格か、客観的に知ることができるのも重要なんだ。
  このゲームのテーマは『自分を見つめ直すこと』だからね!

  物語は"エス"という女性との会話を進めていくことで展開するんだけど、まずは自分が思うままに質問に答えて……もしその結末が望んだものではなかったら、2周目に真逆の選択肢を選んでみて……そして……

ツ:ちょい待ち!
  何周もせなアカンの!?

ヨ:いや、それはちょっと違うかな。
  個人的には、『何周もしなくちゃ気がすまない』ような。もうね、別の選択肢を選んだ場合が気になって……自然と続けちゃうんだよ。

  このゲームは、〈自分は何者なのか〉という悩みを持っている人達に是非ともオススメしたいゲームです。
  AndroidでもiOSでも配信されているので、ダウンロードしてみてください!

ツ:しっかしアプリっちゅーのは基本無料で、アイテムや便利な機能を手に入れるためにお金が掛かるっていうパターンが多いよなぁ。
  あれ、何とかならへんものかな。

ヨ:そうだね……宣伝が頻繁に出てくるアプリもあるからね。
  もちろん、何の苦労もなく作られているアプリも無いと思うから、お金が絡むのは仕方ないとは思う。
  でもゲームプレイに関わってくるのはちょっといただけない。

  遊んだあとに、チップを渡すシステムがあれば!
  とか考えちゃうんだよね。

ツ:なんやねん、それ……。

ヨ:やっぱりね、良いゲームを遊んだ後って、製作者さんへの尊敬や感謝の気持ちも溢れてくるんだよね。
  これ作った人すごいなぁ……!って。
  だからそこで、ゲームのシステムとかに関係なく課金できる!みたいな仕組みがあればいいのになぁって。

ツ:それでチップってわけか。
  けど、払わなくてもいいお金って、人はなかなか払わんのとちゃうん?
  特にワイみたいな関西人はケチやからな。

ヨ:ツバサ君は……エセ関西弁を喋る関東人でしょ。

ツ:まあ、それは否定せぇへんけども。
  どっちみち、現実的にはなかなか難しい仕組みやと思うで。

ヨ:うーん……でも、買ったはいいけどそんなにハマらなかったかなぁ……っていうのよりも、ずっと気持ちが良いお金の使い方だと思うけどなぁ。

ツ:そんならアレやな、ガチャとかも、良いのが出たときだけお金を払う感じになるんやな。

ヨ:うん、ならないね。もうそれ実質、中身選べてるね。

ツ:ヨウクはん。世の中にはな、順序ってもんがあるんよ。
  お金を払って物を得る。
  商売はそれで成り立っているんやで。
  それを、物に満足したら初めてお金を払うなんて、そんなの無茶な話や。

ヨ:う、うん……。
  途中広告を見たりとかしても、結局は無料で遊べているゲームに感謝だね。
  広告によって、製作者さんにもお金が入ってるなら、それでいいのかもしれないし。

  ん……? でも辿っていくと、広告を出す側がお金を出してることになるんでしょ?
  それって上手いこと収益を得ているのかな……?

ツ:なんや難しいこと考え始めてるな?
  広告自体は昔からあるものやし、そこに費用が掛かるのも昔から同じやろ。

ヨ:あ、そっか。宣伝っていうのはもともとお金が掛かるものなんだね。

ツ:せやから課金することで広告除去をできるアプリもあるんやで!

ヨ:そっか! そうなんだ!

ツ:そんなわけでまた来週!

ヨ:急に終わり!?