指輪の新品中古品簡単な見分け方


インターネットによる宝石販売をしている業者はたくさんいます。新品だけを扱っている店もあれば中古品を売っている店もあります。

良心的な店ならば〔新品〕〔中古品〕と表示してあるのですが、中には表示がなく、いかにも新品のように中古を売っている店を見かけます。

宝石は新品仕上げが可能です。熟練した職人が磨き直すとほぼ新品に戻せます。宝石の価値としては変わりませんが、やはり中古品は中古品として売るべきではないかと私は思います。
では、どのようにして見分けるのか?



プロ


我々プロはどのようにして見分けているか

ルーペ(宝石を見るための専用拡大鏡)を使い、製品の爪や、エッジを見ます。
いくらピカピカでも、使用していた宝石は角がとれているのです。また、磨き直す時に角が取れてしまうのです。新品はエッジがシャープです。
しかしこの方法は現物がないと出来ません。
インターネットでは写真しかありません。





誰でも判る最も簡単な方法
(指輪の場合のみ有効)



〔あくまで目安です。絶対では決してありません。〕

◆リングのサイズを見て下さい。


製造業者はリングを製造する時にリングのサイズを一定の大きさで作ります。基準は10号から12号です。
このサイズが日本人には最も多いのです。
(シルバー製品や、マリッジリング等はサイズ直しをしないので各サイズを作るため、この限りではありません。ピンキーも除きます)
つまり、通常のリング(女性用)は6,7号、あるいは14,15号では作らないのです。
ですから、極端なサイズのリングは、一度サイズ直した、もしくは過去にオーダーで特別に作った中古品です。
疑ってかかるべきでしょう。
(もちろん中には新品もあります。あくまでも目安です)




新品中古品では価値が変わる?


電化製品や、時計また洋服などと違い宝石は消耗品ではありません。
石はもともと何億(何千万?)年前の結晶ですし、価値は中古品も新品も変わりません。
もちろんデザインの流行等はありますが、
素材自体の価値は全く変わりません。

ですが、シルバーなどは簡単に錆びますし、18金も放っておけば変色してしまいます。
大事な宝石ですから定期的なお手入れはしてあげるべきでしょう。




私が、商売柄よく知り合いなどから聞かれるのが 

「この指輪って、いくらくらいかしら?」 

というセリフです。

自分の持っている指輪を見せて聞くのです。私はいつも返答に窮します。
宝石ほど時と場所で値段が違う物はないからです。

では、一般的な宝石の販売の流れを見てみましょう。

1 まず輸入業者が、海外から石を買い付けてきます。

2 それを製造問屋が仕入れます。そしてデザインをおこし、加工職人の手で枠が作られます。(現在はキャスト枠といって精密な機械により、鋳造で作られたものが主流ですが。)仕上げに石留めをして磨きをかけます。
(ここはどうしても職人による手作業が必要)

3 それを大問屋が仕入れます。

4 それを百貨店や小売店が仕入れるわけです。

各工程で業者のマージンが乗ってくるわけですから、どこの時点で宝石を買うかによって値段がかなり(2~4倍くらいも)違ってくるのです。

でも一般には宝石の値段なんか、わからないですよね。

今はデフレの時代を脱却したからと言っても、まだ宝石はどころどころで相当安く売られています。しかし、本当に安いのかどうか?
気に入った宝石を見つけても果たして安いのか高いのかわからない。
特にインターネットで買う場合は、実際に商品を手に取って見ることが出来ません。

「やっぱり信用の置ける有名なお店で買おう」 

と言う事になりがちです。それはそれで結構なんですが、やはりそこにも欠点があります。ハッキリ言って値段が高いのです。物凄く高く売っています。

「じゃ、どうしたらいいの?」 

と言いますと、宝石の値踏みの仕方が簡単にわかればいいわけです。

宝石の値段の要素はたくさんあります。

1 素材代(銀、金、プラチナなど)
2 石代(ダイヤ、ルビーなど)
3 加工代
4 デザイン料
5 ブランド料 
6 販売店のマージン等です

ここで見落としがちなのは素材の重さです。

デザインはわかります。ダイヤ等の品質は素人ではなかなか難しい。

宝石(製品)の重さを見てください。
これは使われいる金(プラチナ)の量がどのくらいかと言う事です。

良心的な出品者なら、必ず重量が書いてあります。
プロは必ずそこを見ます

お店で買う時も聞いてみてください。店員も知らない店がほとんどです。

「加工業者は、商品が一見安く見えるよう、見た目は同じでいかに軽く作るかに、命をかけています」と言っても過言ではありません。

そのからくりを見抜けば、あなたも「製造原価以下!」なんて言う嘘のコピ
ーに簡単には騙されません。

具体的に言いますと、その宝石の売値が、

●地金相場2倍くらいまででしたら超安い。(ほぼ原価)
(喜平のネック類は除く。機械でバシャバシャ簡単に作れるから)
3倍くらいまでなら良心的です。(百貨店で約5倍。)

それ以上はお金持ちに任せましょう。某ブランドはなんと17倍!です。
(ちなみにその日の貴金属の相場は新聞に載ってます)

あとは、ついている石の値段です。これは少し難しいですが、基本的なことを述べますので、次の事を注意して見てください。

1 石の大きさ(単純に大きい方が高い)。
2 石の中に内包物の少ない石。(ないのがベスト)
3 透明感のある石。(ヒスイなど石によって無いものもありますが)
4 色の濃い石。(ダイヤだけは色のないもの)

さあ、これであなたもプロ並。是非あちこちの宝石を見比べて下さい。

お買い物する時のひとつの基準になりますよ。
間違っても「参考小売価格」「定価」「一般店頭価格」などと言うデタラメには惑わされませんように、ご注意を。




理想的なブリリアント・カット
  4Cの中でカラット・カラー・クラリティの3つの要素はダイヤモンドの自然の状態によって決められますが、カットだけが人間の手が加えられる要素です。そのために、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すための多くの研究が、ヨーロッパでは数百年以上も前から重ねられてきました。
1919年、アメリカの数学者マルセル・トルコウスキーによって、ダイヤモンド固有の光学的・物理的な性質を基に理論的に理想とされる比率が計算され、トルコウスキー・ブリリアントがアイディアル(理想)カットとして発案、誕生しました。今日でもこのカットがもっとも優れたアイディアル・カットとしてカット・グレーディングの基準となっています。







ブリリアント・カット・ダイヤモンドの各パーツ(ファセット)の名前と鑑定について







<参考>
カットを鑑定する場合、プロポーションフィニッシュの二つの要素に分けて鑑定します。

プロポーションは、直径・高さ・テーブル・クラウン・ガードル・パビリオン・キューレットの各部分のサイズと比率、ガードルとパビリオンのそれぞれの角度を測定します。

フィニッシュポリッシュ(研磨)とシンメトリー(対称性) に分けて鑑定します。

ポリッシュは表面の研磨状態をさします。カットが施されたダイヤモンドは、最終工程でポリッシュ(研磨) がかけられます。この研磨工程の際に、ダイヤモンドの表面にスクラッチ(引っかきキズ) やノット(打ちキズ)、あるいはポリッシング・マーク(研磨キズ) ができやすく、また、ガードルやキューレットがギザギザした状態に研磨されやすいので、その点は特に注意して鑑定します。これらのキズが多いと、ダイヤモンドの輝きに大きな影響を与えるため評価が下がります。

シンメトリーとは各ファセット(カット面)の形と対称性、 テーブル各エッジ(辺)のサイズの対称性と均等性、 キューレット及びテーブルのズレや対称性などを測定します。さらに、ガードルの厚みの不均一やテーブル面との非平行も非対称性として評価の減点対象となります。



よく、ダイヤモンドの重さをカラットと表示しますね。大きさのことと思っている人も多いのでは無いでしょうか。さて、ダイヤモンドが宝石として認められるのには、このカラットを含めて、一定以上の品質をクリアしていなければならないのです。

鑑定書にはその評価として、4Cと呼ばれる評価が載っています。逆に言えば、この4Cというものを理解していなければ品質も理解できないはずです。ここでは、ダイヤモンドの品質、つまり4Cというものを説明しようと思います。



4Cとは


ダイヤモンドの品質を紹介するには、まずこの4Cという言葉を紹介しなくてはなりません。4Cとは、重さ(大きさ)を表すカラット、透明度を示すクラリティ、色味をあらわすカラー、そして仕上げの評価であるカットの4つです。

全て英名でCが始めにつくので、まとめて4Cと呼ばれるようになったのですね。それでは、以降にこの4つを紹介してみましょう。




カラット(Carat)


特に日本人に多いとされるのがカラットにのみこだわる「カラット病」というもの。しかし、単純な重さ(大きさ)の希少性となると、よほどの重さにならなければ、珍しくて価値があるとはみなされません。本来であれば4Cの中でも優先順位の低いものです。


さて、現在のカラットは1カラット=0.2グラムとされています。カラットの語源であるイナゴ豆の重さがほぼ0.2グラムだったところから決められました。ただ、宝石としては重さも重要なポイントになるので、通常は1.25ct(ctはカラット)といった風に、さらに細かく、小数点まで表記するのが普通です。

なお、ダイヤモンドは基本的に同じ組成ですから(内包物などにより多少の誤差は生じますが)基本的にはカラットが重い=大きいといった図式になります。しかし正式にはカラットというのは重さの単位なので「このダイヤ大きいでしょう? ○○カラットもあるの」とかいう自慢は的外れといえます。

ポイントについて

カラットの補助単位としてポイントがあります。前述の1.25ctの場合「1カラットと25ポイント」というように言い表すのです。もしくは125ポイントでもいいのですが、重さ=カラットという図式が浸透しているので、わざわざ面倒な呼び方をしているのです。

ダイヤモンドのカラットによる価値

ダイヤモンドのカラットによる段階は大雑把に0.25カラットを境に、それ以上のものをメレンジ、それ以下のものをメレーとよんで区分けします。また、たまに聞くことがあるテン・バー・ダイヤモンドは10個で1ctのことを言い、10個石とも呼ばれます。

同様に50個で1ctのものを50個石と呼びます。メレー以下の石でも質の良いものはメインのダイヤの引き立て役として脇に飾られたり、装飾品のワンポイントに供されます。




クラリティ(Clarity)


ダイヤモンドの透明度を示すのがクラリティ。実際は透明度というよりも、中に内包物が無いか、あるならどの程度目立つか、外観に傷はないかといったところを重視します。単純に重さを計るだけのカラットとは違い、かなり精査な鑑定が加えられます。

鑑定書にはそれぞれ内包物など内部の特徴には赤、外観のキズなど外観上のものについては緑の文字で評価が書き込まれます。

クラリティ・グレード

クラリティ・グレードとは、要するに透明度の全体的な評価です。その他の特徴については色分けされた文字で評価が追加されるのは前述の通りです。また、鑑定書にはそのキズなどの位置も同様の色分けで書き込まれます。

さて、クラリティ・グレードは最上級のLope Clean(10倍のルーペで見ても、内包物が見当たらない)から、vvs(とてもとても小さな内包物)、vs(とても小さな内包物)si(小さな内包物)p(普通に見ただけでも内包物が見える)の5つのグレードがあります。

このうちvvs、vs、siの3つはさらに2段階、pは3段階に分けられるので合計10段階のランクがあるということになります。

ダイヤモンドのクラリティによる価値

先ほどの10段階を順に並べてみると、Lope clean、vvs1、vvs2、vs1、vs2、si1、si2、p1,p2、p3となります。このうち一応宝石とされるのはvs以上、vvs以上は数が少なく、かなりの価格で取引されるでしょう。

pについては語源がピケ(傷物、傷ついたもの)であることからわかるように、宝石としての価値はまずありません。




カラー(color)



ダイヤモンドは通常、透明であるように思われていますが、実際は内包された不純物により何らかの色味がついているものです。そのうち大抵は黄色になり、希少価値が下がります。

色味であるカラーの等級には、Dから始まってZまでがあり、Dはほぼ白色であり、等級が下がるにしたがって黄色味を増して行きます。また、ダイヤモンドの色鑑定は昼間の明かりの元で行われますが、蛍光性が強いものも評価が下がります。(夜に黄色っぽく見えるため)

カラーダイヤモンドとは

さて、より白色に近く、不純物が少ないものを珍重するわけですが、実はダイヤモンドには黄色以外にもさまざまなカラーのダイヤモンドがあります。大概は色がついていると評価が下がるのですが、ピンク、ブルー、グリーンなどはかなり珍しく、評価が高まることが多いようです。

その他の変色(大抵は黒~褐色系)のものは黄色同様、価値が下がります。もっとも、こういったカラーダイヤモンドは別名をファンシーダイヤモンドとも言い、こうしたコレクターもいますから、その他の品質や色味いかんによっては価値が出るものもあります。なお、色の濃さによって数段階の評価が表記される場合があります。

ダイヤモンドのカラーによる価値

カラーダイヤモンドにはランク付けがあいまいで、色味表を見ながら何色ダイヤモンドという表記に変わります。その価値は色合い次第なので、高いものから低いものまでさまざまです。

白色ダイヤモンドの場合、D~Fはかなりの価値、Gではぐっと価値が下がります。これは、FとGでは肉眼ではっきり差がわかるという、まさに境目だからです。G以降でも宝石として扱われますが、資産価値があるダイヤモンドはFから上というのが基本です。




カット(cut)


カットとは、ダイヤの原石から宝石へ変化させる工程から仕上げまでを評価したものです。ある意味、職人の腕の評価ともいえますね。他が基本的に天然のものであるのに対して、カットは人間が関わる部分で、どれほどいい原石を手に入れても、カット次第によってその価値は激減します。

鑑定書にはカットの項目にフィニッシュの文字が並びますが、まさに原石から宝石に生まれ変わるための仕上げこそがカットなのです。それだけに、カットの評価項目は多岐にわたります。普通の人が鑑定書を見てもさっぱりということになるでしょう。

しかし、婚約指輪を購入する程度であれば、それらをまとめた最終的なカットの評価を確認すればいいでしょう。総合評価にはVery Good、Good、Medium、poorの4段階があります。





ダイヤモンドの品質について



以上の4Cを全て高い基準で満たすダイヤモンドが価値がある宝石として認められるのです。どれか一つだけが良いから、価値があるとはならないのが普通です。もっとも、その一つが飛びぬけて高い場合、例えば信じられないほど大きいとか、抜群の透明度を有するなどであれば、希少価値を認められる場合もあります。

繰り返しますが、ダイヤモンドの産出量は意外と多いのです。その中から、めったにでない良いものだけが宝石として流通するのです。ところで、今まで紹介した4Cの基準は国際基準です。鑑定書の項目で紹介しますが、鑑定書を発行する団体・機関はたくさんあります。

それぞれにおいて意思の統一がなされていないので、これ以外の表記・判断基準がなされる場合もあります。一応、上に上げたのが国際基準とされていますが、日本はもう一つのGIA基準を使用することが多いようです。

補足・GIA基準について

日本の場合、米国宝石学会(GIA)の鑑定表記を採用していることが多く、よく使われています。以下にその基準を表記しましょう。

カラット
カラットは現在メートルカラットと呼ばれる国際的に統一された規格なので、1ct=0.2グラムというのはどこも変わりません。

クラリティ
内包物が少ない順に、FL・FI・VVS・VS・SI・Iがあり、VVS以下はVVS1、VVS2というように2段階に分かれます。IについてはI3までの3段階に表記することもあります。

カラー
DからZまで、と国際基準と変わりません。

カット
Excelent、VeryGood、Good、Fair、poorの5段階が普通です。











キュービックジルコニア(CZ)について



キュービックジルコニア(CZ)とは、屈折率がダイヤモンドに近く、硬度もコランダムほどあるいわゆる人工石です。一般の方ではダイヤモンドとの差が非常にわかりにくいのでダイヤモンドの模造品としても利用される事があります。比較してみるとわかるのですが、キュービックジルコニア(CZ)の方がファイアー(ダイヤモンドからでる分散した光が虹色にみえるもの)が強く、光がより虹色に輝きます。

似て非なるものとはよく言ったもので、市場での価値は雲泥の差があります。かたや宝石の王様ダイヤモンド、かたや人工石では比較になりません。100倍~500倍(もっと?)くらいの差があります。

ただ最近では、ダイヤモンドに対するこだわりや宝石に対してのこだわりが薄れているのか、価格がお手軽で綺麗にみえるキュービックジルコニア(CZ)がジュエリー(?アクセサリー?)としても人気を博しています。持つ人が持てば、ダイヤモンドもキュービックジルコニア(CZ)に見えますし、、キュービックジルコニア(CZ)もダイヤモンドに見えるのです。


キュービックジルコニア(CZ)とダイヤモンドの見分け方
宝石鑑別機関であれば、さまざまな機器をもちいて、簡単にダイヤモンドとキュービックジルコニア(CZ)を見比べる事ができますが、一般の方ではそうはいきません。そこで、簡単な見比べ方法を解説します。

10倍くらいのルーペがある場合

カット面を見れば一目瞭然です。ダイヤモンドは圧倒的な硬度のため、カット面が鋭利的ではっきりくっきりとしているのに対して、キュービックジルコニアは、多少硬度が低いために、カット面が多少だれています。ようは、ちょっとぬるっとした感じに(わかりにくい?)なっているということです。







ダイヤモンドと比較出来る場合

前述の通り、キュービックジルコニアはファイヤー(ダイヤモンドからでる分散した光が虹色にみえるもの)が強く、光がより虹色に輝きますので、比較したときに、異常に虹色に輝いていれば疑いありです。ただ、この場合はダイヤモンドが汗やホコリで汚れていると、同じような輝き方をする事があるのでちゅういが必要です。



ダイヤモンドを購入するとついてくるのが鑑定書。紛らわしいものには鑑別書もあります。いずれにしてもダイヤモンドの身分証明書であり、これがあるのとないのではまったく評価が変わってくる場合があります。

さて、そんな大事な鑑定書なだけに、知っておかないとトラブルの種になることもあるでしょう。ここでは鑑定書と鑑別書についてお話します。



鑑別書とは?


鑑別書というのは、依頼にしたがって鑑定士が石を鑑別し、石の種類や天然か人造かといったことを以下の4つに分類してくれるものです。ただし、その石の品質については一切保障するものではありません。

鑑別書がついたダイヤなら「このダイヤモンドは本物よ」と言ってかまいませんが「鑑別書があるからこのダイヤモンドは価値があるの」とは言えないのです。その“本物のダイヤモンド”の価値があるかどうかを保障するものが次に紹介する鑑定書になるわけです。


鑑別書で調べてくれる石の種類

天然石
自然に採掘され、一切の加工処理をほどこしていないもの。ただし、研磨やカットなど、石そのものに変性を加えない加工は除きます。

処理石
天然石に何らかの加工を加えたもの。熱処理をほどこして輝きを増してみたり、色味をつけたりすることがあります。ダイヤモンドの場合、希少性の高いカラーダイヤモンドに加工されていることがあるので要注意。

模造石
いわゆるイミテーションですね。ガラスなどの安い素材から作られることが多いですが、ダイヤモンドの場合は水晶などの宝石からも作られることがあります。

合成石
人為的に宝石を作り出したもの。基本的には天然宝石とほぼ同じです。ダイヤモンドは長らく極小粒のものしか合成できませんでしたが、現在ではそれなりのものが作れるようになりました。ただし、着色など、合成であることを判別できるようにしています。



鑑定書とは?


鑑定書はその石の品質そのものを評価したものです。英語でグレーディング・リポートと呼ぶこともあります。鑑別書では問題にされない色味や内包物など、どれだけその石に価値があるかをまとめたものです。

鑑定書の中には4C(色・重さ・透明度・仕上げ)の4項目について、複数の鑑定士の鑑定を受けた結果が表記されています。鑑別書は例えて言うなら住民票で、そこに住んでいるのは何という人だ、ということを保障するものであり、鑑定書はその人はどういう人なのかを紹介するものということです。

私たちがその人と付き合う(ダイヤを購入する)場合、どういう人なのか、また、付き合う価値がある人なのかが気になりますね。鑑定書はプロの探偵(鑑定士)さんが、あなたに代わってその人の素行調査をしてくれたものだ、ということです。なお、日本の場合、GICという基準で評価されることが多く、その場合カットの項目は評価されません。




鑑定士とは?


わざわざ探偵に鑑定士を例えたのにはちょっとした訳がありまして、実はどちらも「プロ」ですが「資格」は無いのです。もちろんきちんと勉強をして、各協会・団体などが独自に認定する試験を突破してはいますが、法的には根拠はありません。

日本ではG.Gと呼ばれる宝石鑑定士資格がポピュラーですが、公的な資格ではないのです。もちろんいい加減な仕事をする鑑定士はお払い箱なので、きちんとした機関で発行された鑑定書には信頼を置いてかまわないでしょう。ただし、絶対ではないということも覚えておきましょう。以下にその理由を記します。




鑑定書は絶対ではない


ダイヤモンドの品質のページで、クラリティは10段階、最高値はLope cleanだと書きました。しかし、鑑定書を発行する機関によっては最上級はFLとなります。

FLはフローレンス(またはフローレス)の略で、フローレンスダイヤモンドという名前を聞いたこともあるかも知れませんね。さて、この場合Lope cleanの評価は消え、FLとvvsの間にIFという単位が増えて、11段階になります。仕上げを示すカットでも、Very goodの上にExcelnt、Poorの上にFairが加わることもあります。

こうした表記のばらつきはそれだけ鑑定書を発行する団体の多さ、あいまいさをあらわしているともいえます。鑑定書で統一された規格で、ずれがないものは重さであるカラットくらいのものです。

鑑定書のあいまいさ

細分化すればするほど鑑定士の主観による部分が大きくなるのも事実です。

例えば、カラーにおいてFとG、JとKではぐっと差が出ますが、EとFの違いなどほとんどわかりません。クラリティのvvs1とvvs2の違いはミクロン単位です。ランクが細かくなるという事は、逆にあいまいな判定がおきることがあり、鑑定士によって評価が割れることにもなります。

もちろん、そこらへんは業界もわかっていますので、鑑定に際しては複数の鑑定士が独自に鑑定結果を出し、その中から“最も低い”評価を採用することになっています。

鑑定書の罠

鑑定書は、実際のところあなたが出しても法律には触れません。あなたが「私はこう思う」と文面で意思表示しただけのことです。もちろんそれで不当に高値で販売した場合は別の罪になりますが。この場合、まったくの素人であるあなたの鑑定では、相手も信用してくれないでしょう。

しかし、宝石店が独自の、もしくは息のかかった鑑定士に都合の良い鑑定結果を出させたら、信じてしまうかもしれません。これが鑑定書の怖いところです。ですから信頼できる販売店において、信頼できる機関に発行して貰わなければ、鑑定書は危うい可能性があるのです。





鑑定書の功罪


鑑定書というか、4Cは確かに一般的なダイヤモンドの価値・希少性を証明することができ、素人でもある程度の知識を覚えれば、ダイヤモンドの一般的な価値を理解できます。

しかし、普通ダイヤモンドを裸で購入する事は少ないですよね? 大抵はリングやネックレスなど装飾品につく物です。そういった装飾品に加工する付加価値も値段には反映されます。

つまり「給料○か月分のダイヤのリング」程度のダイヤモンドにはほとんど資産価値はのぞめません。あくまで購入者が自分の好きで購入するのが正しい道、といえるでしょう。

いかに素行調査が悪くても、付き合ってみたら素晴らしい友人かもしれません。つまり、最後に物を言うのは「あなたが好きか嫌いか」なのです。



今回はピンクゴールドについてのお話です。

ここ何年かピンクゴール製品が若い女性の間で人気ですね。
ピンクゴールドと普通のゴールドの違いってわかりますか?

違いを説明する前に、まず、割金(わりきん)について説明します。
ゴールド製品には通常、K24ですとかK18等の刻印がありますよね。

K24と刻印のあるものは100%、金で出来ている製品です。
一方、K18は75%(18/24)が金で、残り25%は通常、銅と銀が混ざっています。

25%の金ではない金属を「割金」といいます。

なぜ、混ぜてしまうのかというと、ゴールドは純金の状態だと非常に柔らかく
キズつきやすい為、他の金属を混ぜる事で硬度を上げるんです。

はい、では割金の意味が分かった所でピンクゴールドの話に戻りましょう。

ピンクゴールドは、やはりゴールドに他の金属を混ぜたものになります。
通常、銅を7、銀を3の割合で混ぜ、それに少量のパラジムという金属を混ぜます。
銅の割合を多くする事で赤い色を出し、パラジウムで赤を薄めてピンクに見えるようにしています。

それでは、今回はこのへんで。

今回は、宝石の価値についてのお話しです。

宝石には、少なからず皆さんの思い出がつまっているわけですから
私も日頃から少しでも高く買取ってあげたいと思って仕事をしています。

ですが、どうしても値段をつけられない時があります。
市場価値がほとんどない素材で出来ている製品の場合なんです。

例えば、金メッキ製品やシルバー製品。
よほど、ブランド力のある製品なら別ですが、それ以外ですと
ほとんど価値はありません。

シルバー(銀)の相場をしっていますか?
現在だとグラム60円ですよ。

シンプルなシルバーリングなら10g程度でしょう。
すると価値は600円です・・。

数千円、数万円、支払って購入しいてませんか?

宝石の価値なんて、思い出があれば十分という方もいらっしゃる事でしょう。
しかし、私個人としては、せっかくお金をかけるのですから、資産といえるものを
購入して頂きたいと思っています。

それでは、今回はこのへんで。