大人の人に、
少年少女時代に熱中した事を
インタビューしてまとめるという宿題が、
息子の学校で出ました。

まあ近くの大人と言えば
私か妻ということになり、
息子にとって
手っ取り早く相手してくれるのは
私しかいない、
という事で

“なんか話していや”

と仕事から帰ってくるなり、
いきなりスマホいじくりながら
ついさっき言われた、父です。

なんせ40年以上前の事ですから、
直ぐには中々思いつかなかったんですが、
記憶の片隅を、
当時の友達の顔から辿ってみると、
昔の思い出がゆ〜っくりと
蘇ってきました。

その思い出をここに記すのは、

やっぱりやめときますが、
今になって感じる事は、
友達の事です。

私は小中高全て
地元の公立学校に通っていました。

小学校の時、中学校の時、高校の時、
全ての時代で
コイツとは一生の友達だ、
と思っていた友達はいたんですが、
進学する度にバラバラとなり、
社会に出ると殆ど接点が無くなり、
結局のところ、
ずーっと付き合ってきた
少年時代の友達は、
私が地元を何十年も離れていた事もあり、
残念ながら一人もいないというのが、
今の私の現実です。

そういった意味も含め
改めて思わされたのは、

中高一貫校の良いところの一つは、
社会に出た後はそれぞれ
多少の差が生じるかもしれないけど、
ほぼ同じような道を
同じような方向に
同じような努力をして
お互いに歩む事により、
一生の友達が持てる環境が
ある点じゃないかということです。

そんな事を
息子の宿題の手伝いをしながら
ふと思ったアラフィフ親父でした。