思いきり だきしめて

かあさんいたいよ

匂いをかいだ

子犬の匂いがした

くすぐったいよ かあさん

いつのまにか かあさん

笑顔で走ってくる

手をつないでくる


笑いながらはなしかけてくる


ねえねえ かあさん

あのね、今日ね


わたしはわらいながら聞く

毎日が冒険なんだね

いいな あなたは

背中に小さな羽がはえたね

羽ばたけるまで


わたしを母さんって呼んで