息子が生まれたとき
誰もおめでとうとはいわなかった

当たり前だ

生死をさまよっていたのだから

NICUの医師から渡された治療同意書の最後には

安楽死と書いてあった

息子にはありとあらゆるチューブが繋がれ

どこが身体かわからなかった

泣きながら駆け込む両親と天国へいった赤ちゃん

息子の隣の800gの赤ちゃんはどこかへいった

息子は命は助かったが重篤な後遺症を懸念されていた

歩けない

知能低下

私は神様を恨んだ

わたしは14週から入院してありとあらゆる治療に耐えた

これがこの仕打ちかと

普通の元気な子がほしかった

でもわたしの子供だ

やれるだけはやろう

ありとあらゆる治療して
後遺症のない子に育った

子供はつよい

あたしはこのこをさずけてくれた神様に感謝してる

本音をいうと育てるのは大変だったのだけど