生きる事なんて当たり前だと思ってた


毎日楽しくてたまらなかった

いつからだろう

肩で息をするように

生きる事が辛くなったのは

なにをしてもうまくいかない

人生が空回りする


病気が原因だと聞いた時のショックと絶望


わたしの脳はまともではないと知らされた気分

それでもわたしは生きる事に決めた


守らなきゃいけない二人がいたからだ


彼らのために家を片付け

彼らのために食事を作る

美味しくなくても


あたしは彼らのためにできる限りの事をする


それがあたしの生きる証だ