息子の歯医者さん

と、いうことで早めに家事すませました


明日は実家だし

なにかと忙しい


今日は笑った患者さんのことでも話そうかな


あたしはなかなか子供ができませんでした

そのことをおばあちゃん患者さんにいいました


彼女は海軍士官の奥さんでした

裕福な家のきれいな方

着物を着こなしている人


ある日彼女が私に手紙をくれました

中身は帰って見てねとのこと


見てみると


季節の挨拶からはじまり、海軍仕込みの子供の作り方が

生々しく延々と書かれていました


彼女の容姿と手紙のギャップが激しく


申し訳ないけど笑ってしまいました


あとは


なんでかいっつもおおきなカバンをもってくるひと


中身はなんなのかわかりません


すごく」重そうでもってあげようとするとことわります


いっつも抱えこんでいます


何が入ってるんですか


聞けないままでした


何が入ってたんだろう


あとは


難聴のおじいちゃん


歌が大好き


カラオケはすすんで歌います


かなしいかな


難聴と音痴のせいでなにを歌っているのかわかりません


しかも大声


すると、ちょっと認知症の方が



下手だ、やかましいと、怒ってあばれだす、難聴のかれは怒鳴り声が聞こえない


カラオケの時はスタッフが頭をなやまします


でもかれはカラオケが大好き


怒る方はドライブにつれだして


のびのび彼は歌います


彼が歌いだすと申し訳ないのですが


笑わずにいられませんでした


かれの十八番はさざんかの宿でした


たくさん楽しい方がいました


いい思い出です