還暦推定祝いハチへの恋文 | なつのだるだるblog

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子供嫌いな主婦の日常




歌舞伎町の人混みの中






前から歩いてくる見知らぬホストに





『お前の後ろに死神がいるよ』

















まさかの夢オチです






今月はハチくんの還暦のお誕生日です







とは言っても保護犬として引き取ったのでもらった時は推定年齢でした





誕生日も保護された日なのでたぶん違う






推定5歳で引き取りそっから6年経って11歳







11歳は人間年齢で60歳だそうです







こちらが勝手にお祝いしたいだけで本人なんにもわかっていないご様子






何かうまいもんが食べられれば彼はいいのです








ハチは保護される以前に飼われていた人に虐待されていたようで(あくまで推測)





匂いなのかしぐさなのか声なのかわからんが男の人の特定の何かにとても怯える






シェルターにいた時は顔もコケ痩せ細っていました




(我が家にきた初日)






車に乗せればガタガタと震えが止まらず足元でひたすらうずくまっていたし






男性が手を差し出せば怯んでビクつくし







そんなトラウマだらけの彼でした






なつと一緒に生活するようになってご飯をたくさん食べお腹いっぱいで眠れる喜びを知り






甘える時はなぜかとても不細工になってしまうけど







散歩の途中でハグしたり












さらに同居人と一緒にでかけるようになり車に乗る恐怖も消えました



今日の車内での様子


窓から景色を眺める余裕も出てきました








幼い頃に何か辛い事があったのかもしれないけれど







なつはそれを知る術もないけれど






忘れてほしくていっぱい幸せを与えております







おかげで夢と脂肪を蓄えた背中は逞しくなりました












毎日何度も何度も『ハチくん可愛いね』『ハチくん大好きだよ』と言い続けて









もしハチが天国へ行って虹の橋とやらを渡る時






橋の手前にいる神様に

『あなたの名前は何ですか?』と聞かれたら




もしかしたらハチは


『僕の名前はカワイイです^ - ^』



と言うのかもしれない





それでもいいよ







シェルターで引き取られた日が6月11日なのでその日は好物を用意してパーチーしようと思っています








いつかハチの命尽きる日がきたらなつはこれまでにないくらいの悲しみにぶち当たるんだろう







でもその最期のギリギリまでハチに幸せだったと思いながら旅立ってほしい












ハチ
なつの人生を変えてくれてありがとう
長生きしてこれからも側にいてください
これからもいっぱいお散歩行こうね
大好きだよ