災害伝言ダイヤル | 防災備蓄のブログ 〜KUUSAN BOUSAI〜

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防災備蓄収納1級プランナー&防災士の「KUUSAN」です。
北海道札幌市で防災備蓄についてのセミナー開催しています!!
ご自宅の防災や備蓄方法についてわかりやすくお伝えします。

たまには趣味のキャンプや好きな物についても書きます✨✨

よろしくお願いします。

おはようございます

 

いつもご覧いただきありがとうございます

 

 

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本日は

 

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災害伝言ダイヤルって利用したこと

ありますか??

 

普段からスマホやインターネットを

利用する方々は

LINEやメッセージ等WEB上で

安否確認できますが

意外とインターネットが出来ない

もともとインターネットを利用しない方

実は多いです

 

自分の親に置き換えると、、、

やはり固定電話+ガラケー

実際に連絡がつかなくなると

心配でたまりません

 

この災害伝言ダイヤルは

電話の輻輳状態が数日続いた

阪神淡路大震災をきっかけに

開発されたようです。

 

現在はインターネットが利用でき

当時とは状況が違いますが

特に高齢者は固定電話オンリーの方

多いのではないでしょうか

 

 

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まず大切なのは

どこの電話番号を設定するか

このサービスは

被災地の電話番号

に対して

伝言を録音し

再生するものです

 

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伝言の録音方法

 

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プライバシーが気になる方は

暗証番号設定もできます

暗証番号利用時は

 

②「1」を押す

「3」を押して

登録します

 

ただしこの暗証番号を忘れてしまうと

再生できませんので

録音方法と一緒に

記載しておくのが良いですね

 

この録音時ですが

 

 ・1つあたりの伝言録音時間は30秒

 

 ・伝言を残せる数は1電話番号あたり1~20まで

 

 ・登録の電話番号は被災地以外は利用できない

 

など多くの方が利用できるように決まりがあります

 

 

そして再生方法

 

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こちらも暗証番号ありの場合は

 

②「2」を押す

「4」を押します

 

 

そしてこのシステムのすごいのが

WEB171というネット上の伝言ダイヤルと

相互連携していて

電話で残した伝言を

WEB171で聞くことができ

WEB171で入力した内容を

電話で読み上げてくれます

 

ただし難しい漢字は読み上げが

出来ない場合があるので

ひらがな入力しておくと良いでしょう

 

 

 

さらに詳しい内容はこちらで確認を

 

ダウンダウン

 

NTT東日本さんのHP

 

 

NTT西日本さんのHP

 

 

 

 

きっと突然の災害時は心配すぎて

直接電話をかけるという衝動に

駆られると思います

実際に東日本大震災時は

私もかけまくってました

こんなシステムがあるなんて

知らなかったのです

 

 

みんなが一斉に電話連絡すると・・・

 

交換機の一定の処理能力を超える電話が一定時間に集中すると「輻輳(ふくそう)」という電話の渋滞が発生し、電話がつながらないことでの電話の掛け直し行為により更に増大します

 

輻輳が起こると電話連絡が出来ないということ以外にも

警察や消防などの重要な通信へも影響を与える恐れがあるため各電話会社では必要に応じて制御を行います

 

そうするとほぼ電話での安否確認は難しい

更にインターネット自体も

停電や基地局の被災による通信障害

なども考えられ絶対に連絡がつくかは

わかりません

 

 

連絡が取れない、

安否がわからないという事は

計り知れないストレスになります

 

 

ぜひ、このような機会に家族で

試してみたり

話をしてみると良いですね。