夢 僕が子どもの頃から憧れていた職業は作家だ。表向きは身近な教師だった。
 少年 少年には友達ができた。他の人には見えないその子は少年にとって、大
切な友達でもあり、少年自身でもあった。その子は少年が本を読んだときに表れ
、感想を話し合った。夢にも出てきた。少年は寝るのが楽しみだった。少年はピ
ーターパンに憧れていた。少年は大人なる前に死のうと思った。そしたら永遠に
子どもだと。
 時間の無駄というが、俺にはもう何がそうで、何がそうでないのか分からない

人を愛すということは、その人のためなら死んでも良いということだと金八は言
っていたが、俺は世界中の人を愛していたのではなく、正義の名の下に死を望ん
でいただけだったのだろう。

僕が自殺という考えを持ったのは、小学校三年生の時だ。子どもニュースの本を
見て、いじめにより自殺した子について書かれていた。それと時を同じくして白
虎隊の歴史マンガを読んだ僕は切腹で死ぬことに憧れた。それから時は流れ、小
学校六年生の時には車に引かれて死のうと思ったが、もし、死にきれなかったら
という考えから実行に移さなかった。中学一年生になり、リストカットを知った
が、手首に当てられず、手のひらに当てるがひくことが出来なかった。痛みの恐
怖が僕を襲った。そんな中、僕は二十歳に死のうと考えた。物心ついた子供のころからの願いだった。ままごとでの僕の役はピーターパンみたいに永遠に子供だった。
修学旅行に京都に行ったときには、清水寺の前の土産屋で日本刀を捜したが、とても高いことに気づく。
また、首をはねてくれる者がいないと、痛み苦しむ事に気づく。飛び降り自
殺も一番簡単だと思い、考えたが、周りを汚し、迷惑をかけるのに気が引けた。
そんな中、場所についても考えていたが、映画ブリッジのゴールデンゲートブリッジ
が僕にアイデアをくれた・・・。もうすぐ僕は二十歳だ。僕はまだ・・・生きている。希望を失い、未来におびえながら。世界にはもっと苦しんでいる人がいるのだと自分に言い聞かせて。