汗ばむほど気温が上がった、薄曇りの1日。
桜の名所城跡の二の丸に、家族で登りました。
一段が4~50㎝はあろうかと思われる石の階段を上がる度、膝がプルプルしました。
桜は満開。驚くほどの美しさ。見ごたえ十分。
市内を見下ろす二の丸から、桜越しに街を眺めながら、お弁当を食べました。
周りの花見客達もみんな笑顔で、楽しそう。
なんだかいいな、こういう雰囲気、ほんわりした気持ちになりました。
続いて、古代エジプト展を観覧しました。
日曜日だから混雑を予想していましたが、皆さん、桜見の方へ向かったのか、意外と空いていました。
私は古代エジプト人の死生観に興味がありました。
〈死後、もう一度「再生」する〉
そのために、肉体をミイラに加工する。
内臓を抜いて、肉体を乾燥させて、、、装飾を施した棺に納めて、、、どうも、今の私にはしっくりこないです。。。
〈山のかなたにいるらしい〉
〈雲の上から見ていてくれる〉
〈目には見えないけれど、いつも傍にいてくれる〉
そういった、日本的な考え方の方が、私には肌に合う気がしました。
「現時点では」というところではありますが。