桜の花びらが満開の季節・・・皆様いかがお過ごしでしょうか・・・

なんて、皆さまって誰にいってんだい?という感じです。

4月ですね~。

4月は私の誕生月でもあります、お店やレストランから、バースディカードが届いて、「あ~今月誕生日なんだぁ・・・」と思うこの頃です。


さて、私の2008年の4月は、まったなしの人生土壇場のはじまりの月であります。

ご存じの方もいらっしゃいますが、(あんまり言いたくなのですが)私は看護学生でして、昨年実習で単位をおとし留年してしまいました。まあ、挫折というやつです。

もう40歳まであと何年・・というお歳のわたし、人生のやり直しも、そうそう簡単にはいかなくなりました。


もんもんとした、ぼんやりとした、ぽっかり穴のあいた気持ちを抱えて、ここ何ヶ月間か過ごしてきました。

同期の友はみな卒業し、4月からは職場で新たなスタートをきっています。新人としてきっと多くの苦労を

感じながらも、友が頑張っている姿を想像します。


先日、友人Hと電話ではなしていて涙がでてきたので、今日はその話をブログに書きます。

友人Hとはかれこれ4年の付き合いです。数少ない私の親友の一人です。

4月からの私のスタートについて、彼女はいろいろとアドバイスしてくれます。

「あんたね、また実習にいって、他人の気持ちに巻き込まれるんじゃないよ、すぐに人の気持ちに巻き込まれて、同じように落ち込んだりして何にもできなくなるんだから」

と、言いたいことをズバズバ言います・・

「だいたいね、落ち込んでいる病気の人のこと(病気名はかきません)に対して、あんたに何ができるのさ、考えすぎるんじゃないよ、同じ穴に入るんじゃないよ、あんたはそうなりやすいからね。」

と客観的にいいます。そこで私の反逆?です。

「あのね、私は同じ穴の人間なの、同じ穴のむじなの!!私の根本は同じ気持ちを抱えている、同じ穴のむじなだよ!コンプレックスや同じように苦しんでいる気持ちがある。根本がこうなんだし、これが自分なんだから、その気持ちを否定できるわけがないでしょ!これが私なんだから。」


と思っていることを彼女にぶつけました。

そして彼女にこう言われました。

「わかった、同じ穴に入るのも、落ちるのもいい、でもさ、穴の底で何もないまま、あんたはどうすんの?その人と顔付け合わせて話でもしながら、ただ死ぬのを待つの?

あんたはさ、同じように落ちても、ハシゴでも何でもいい、ロープでも、持って落ちなきゃいけないんじゃないの?いいかい、あんたは、いつもハシゴをもっていなきゃいけないんだよ、そうしなければ誰も助からないんだよ!何らかの誰かの人の助けを借りることがあんたには必要なんだよ。」


と言われました。涙が出ました。

よく私のことをわかっていらっしゃる。

私に人間としてかけているところは、人の力を借りれないところなのです。

私のことを思って、大切なことを教えてくれた彼女に感謝しています


がんばらなくちゃ(T_T)と気持ちを新たにした私でした。