午前中でも気温が31度を超えていて、外に出ると抵抗不可能な熱を感じます。寒いよりマシ、暑いのはまぁ耐えかななんて思ってたけど最近は少し心配になるくらい暑い。特に今年はなるべく肌を露出しないで体を守ることを心掛けて、腕も脚も顔も頭も衣類で覆っているから通気性のある薄い生地とはいえ熱を閉じ込めて風を感じにくいのかも。
こんな蒸し暑くて不快だなと考えながらいつもと同じようなルート自転車をこいでいると、ノースリーブ、半ズボンジャージ姿の男女が歩いていました。コンビニにでも行くのかな的なラフな格好。平日午前だれもいない住宅街の広い道路で、その彼女のかなり明るくなった茶髪が目立ってて視線を向けてしまいまして。自分と変わらないくらいの年齢と思われる若々しい見た目をした二人。すると驚き、日傘も帽子もなくてすごく苦しそうな顔しているのに、なんと手をつないでいたのです。
わぁ~手つないでるんだ!冷やかしとか軽蔑とかなしに、素敵なもの見せてもらったなぁと・・・。
だってこんな中肌を密着させていたら、わたしの衣類の中以上に蒸れ感があるでしょう。自らの身体の快適さよりも恋人と手をつないで歩くことを優先したんだ(男女が恋人同士であるというのは個人的推測)。若い男女の恋仲なのであれば、もしかすると秋分のころにはその二人はもう一緒にいないのかもしれない。それでも視覚的に触覚的に溢れ出てしまうくらいのお互いへの気持ちがあるものかとうっとりさせてもらいました。
ほかにもわたしのご近所でいえば、大きい犬のお散歩に遭遇するとき、街路樹に咲いてる紫陽花などなど。そういった可愛らしいもの綺麗なものは特別な場所へ出かけたり背伸びした土地に住んだりしなくても景色の中にあふれていて、気が付いた時にはラッキー♪ちょっとだけありがたくなるものです。