岩手の景色③
雨の日の陸前高田市。
沿岸部は沈下してしまっていて、基礎ごとえぐられた住宅地が水田のようになってしまっている。
確かに大雨だが、それにしても僅か半日程で道路が次々と冠水して通行止めになっている。
これでは作業も出来ない、、、。
少し内陸の住宅街。
受け止めた竹の色が変わっていて、斜面で波が止まった様子が分かる。
反対側にも竹林。
それに寄り添って残った杉ががくたびれながらも上に延びる。
両脇を自然に支えられた中で、人の文明は粉々にその姿を崩していた。
そしてここにも花開く桜に、生命としての強さを感じずにはいられなかった。
聞けば、少しずつだが瓦礫の除去等も進んでいると言うが、
それでも、除去だけで1年以上はかかると言い、
こうして雨に遮られたりと、日々が闘いだという。
岩手ではボランティア受付が盛岡にしかなく、やはりそこに登録しないと眺めていても手伝う事も出来なかった。
翌日に、岩手県庁の福祉課の社会福祉管轄の岩手社会福祉協議会に新潟から手伝いに来ている担当の方と、通いボランティアや行政と地域のネットワークの関連性等について話をする事ができたが、
やはり、全てを把握して整理して行く事もかなり大変な作業なのだろう。
現場も、行政もきっと一生懸命やっている。
ただこの広大な光景を前には、人の力の小ささを痛感するばかりだった。
しかし、
ここにヒカリをもたらすのも間違いなくこの土地の人々のチカラなんだ、という事も改めて確信した。
これからまた季節も変わっていく。
“継続”の必要性は想像以上だ。
それ故に、そのチカラに少しずつでも元気玉を注いでいけるように、
“出来るだけ”を着実に、心がけていきたいと思う。
沿岸部は沈下してしまっていて、基礎ごとえぐられた住宅地が水田のようになってしまっている。
確かに大雨だが、それにしても僅か半日程で道路が次々と冠水して通行止めになっている。
これでは作業も出来ない、、、。
少し内陸の住宅街。
受け止めた竹の色が変わっていて、斜面で波が止まった様子が分かる。
反対側にも竹林。
それに寄り添って残った杉ががくたびれながらも上に延びる。
両脇を自然に支えられた中で、人の文明は粉々にその姿を崩していた。
そしてここにも花開く桜に、生命としての強さを感じずにはいられなかった。
聞けば、少しずつだが瓦礫の除去等も進んでいると言うが、
それでも、除去だけで1年以上はかかると言い、
こうして雨に遮られたりと、日々が闘いだという。
岩手ではボランティア受付が盛岡にしかなく、やはりそこに登録しないと眺めていても手伝う事も出来なかった。
翌日に、岩手県庁の福祉課の社会福祉管轄の岩手社会福祉協議会に新潟から手伝いに来ている担当の方と、通いボランティアや行政と地域のネットワークの関連性等について話をする事ができたが、
やはり、全てを把握して整理して行く事もかなり大変な作業なのだろう。
現場も、行政もきっと一生懸命やっている。
ただこの広大な光景を前には、人の力の小ささを痛感するばかりだった。
しかし、
ここにヒカリをもたらすのも間違いなくこの土地の人々のチカラなんだ、という事も改めて確信した。
これからまた季節も変わっていく。
“継続”の必要性は想像以上だ。
それ故に、そのチカラに少しずつでも元気玉を注いでいけるように、
“出来るだけ”を着実に、心がけていきたいと思う。