2024年7月19日(金)。体操女子日本代表のエース宮田笙子さんが、代表行動規範に違反したとして代表を辞退したとか。平たく云えば、禁止されていた喫煙、飲酒行為が確認されたと云うことでしょう。まあ、協会が説得して、代表辞退に追い込んだと云うのが真相かと思います。

 ネットでは、「煙草くらいで」と云った擁護論や、「規則は規則」と云った厳罰論まで、賛否両論ですが、サッカー代表の佐野某の性加害事案を鑑みるにスポーツ界としては止むを得ぬ仕儀かも知れません。

 宮田さんには、気の毒な結果ですが、これを糧に彼女がどの様に未来を切り開くか注目ではあります。犯してしまった過去は変えられませんが、未来は変えられます。宮田さん自身は、これを黒歴史として封印することなく、この事実と向き合うことが出来れば有為な未来も開けるかも知れません。

 真梨子さんの全国コンサートツアーアンコール公演「MARIKO TAKAHASHI Concert FINAL 2024-2025 EPILOGUE supported by TACHIHI / au」が、2024年10月2日(土)に東京立川の「TACHIKAWA STAGE GARDEN」からスタートします。

 2023年1月に、最後の全国ツアーを福岡で締めて、実に2年振りのコンサートツアーです。既に、チケットは販売中ですが、セットリスト等、詳細は発表されていません。

 そこで、今回のステージで真梨子さんが、何を歌ってくれるのか過去のセットリストを基に妄想?を膨らませてみたいと思います。

 参考にするデータとしては、真梨子さんが、これまでに発売した映像ソフトです。1992年の「Live for you…」始め、1995年の「PURE CONNECTION」、そして、1999年「フレンズ祭りat武道館」、2003年「method」から2018年「Kathaesis」までの18作品です。

 真梨子さんが、どんな曲を良く歌っているのか、観てみましょう。最も多く歌われているには、やはり、「for you …」と「桃色吐息」で、それぞれ18回とすべてのコンサートで歌唱されています。

 これに次いで多いのが、「グランパ」の17回です。そして、「はがゆい唇」と「ごめんね・・・」が各15回です。

 つまり、この上位5曲は、真梨子さんコンサートには欠かせぬ作品と云うことでしょう。「for you …」は、「第11回 東京音楽祭世界大会金賞受賞曲」で、セールスは振るいませんでしたが、今や国民的楽曲と云っても過言ではない真梨子さんの看板曲です。

 一方、「桃色吐息」は、真梨子さんソロデビュー後初のメガヒットで高橋真梨子を一気に全国に押し上げた功労者です。「はがゆい唇」と「ごめんね・・・」は、真梨子さんの魅力である「乾いた官能」全開のヒット曲でした。

 ただ、「グランパ」は、これらのヒット曲とは少し趣を異にします。バラードをしっとりと聞かせる真梨子さんコンサートにあって、スタンデイングを誘発した楽曲でした。1995年頃から会場総立ちの盛り上がりが燎原の火の如く全国コンサートに広がったのでした。