真梨子さんの有料サイト「高橋真梨子 大辞典」で、40周年のビルボードLIVEを見直しました。流石に、真梨子さんも若く、体の線がくっきり出た薄衣のワンピースで、大人の艶やかな健康的な色気を感じさせます。

 恐らく、スポンサーであるイワタニの社内イベントとして、開催された特別コンサートだったのでしょうが、イワタニ関係者が羨ましい限りです。

 余談は、さておき、「真梨子さんDEスケルトン」です。「ヨコのカギ」、次は、「11.この燃えたぎる想い」。「アフロデイーテ」です。先日、BSフジで放送された「輝き続ける高橋真梨子」に出演した、真梨子さんの大親友萬田久子さんが「マイベスト3」に数えていました。荒木とよひさ、馬飼野康二と云う人気コンビの作品で、当時の「グリコチョコレート アフロス イメージソング」に採用された、真梨子さん4枚目のシングルでもあります。

 ちなみに、この「アフロス」のCMには、当時、山口百恵の相手役としてデビューし、人気沸騰中だった三浦友和がイメージキャラクターだったと記憶しています。真梨子さんは昔ステージ等で、ご本人も語っていた通りCMソングを歌うことが多かった様に思います。

 ある種CMソングの女王です。真梨子さんの実力を世間にまざまざと印象づけた「桃色吐息」もカメリアダイアモンドのイメージソングでした。また、「So in Love」等のUNIMAT グループイメージソング。更には、イメージソングばかりでなくグレースソフィーナや白鶴端麗では画面にも登場して好評を得た過去もありました。もちろんソロデビューシングルだった「あなたの空を翔びたい」も西武流通グループのイメージソングでした。

 「12.もうこんなには人を愛せない」。♪メロデイーは浮かぶのですが、曲名は・・・。ああ、「恋ことば」ですね。作詞は、真梨子さんで、盟友鈴木キサブローの作曲です。「白鶴酒造イメージソング」として、記憶している向きも少なくないでしょう。真梨子さん、27枚目のシングルとして1995年に発売されています。

 「13.早起きして髪をシャンプー」。「say my name」です。往年のAORの旗手と謳われた米国歌手ボビーコールドウェルが、真梨子さんに書き下ろした一曲です。この曲で、真梨子さんは世界デビューを果たしたとか。尤も、真梨子さんは、「そんな大袈裟な話ではない」と云って、「単に、レコードを世界で販売店の隅に置いただけ」と語っていたのを覚えています。

 コールドウェル氏は、惜しくも2023年3月に71歳で亡くなっています。2002年だったか、彼が来日して、真梨子さんのステージで共演を果たした様に記憶しています。真梨子さん大好きなシンガーソングライターおかゆが、こよなく愛する一曲だと云います。

 「14.Who いいね 良い顔してるね」。「グランパ」。真梨子さんコンサートには欠かせぬ一曲です。高齢者の多い、コンサート会場でも、この曲のイントロが流れると、全員が立ち上がって、ヘンリーバンドの音頭で踊り出すのです。会場が一体となって、真梨子さと盛上る作品です。大人の雰囲気の真梨子さんコンサートも、この「グランパ」だけは、童心に帰って楽しめます。