2024年5月13日(月)。真梨子さんのオフィシャルHPに吉報です。曰く、「全国コンサートツアー アンコール公演開催のお知らせ」。

 真梨子さんは、2023年1月の福岡公演を最後に、「our Days -Last Date-」コンサートツアーを打ち上げ、暫しの休養に入っていました。その真梨子さんも遂に再始動?です。2024年10月の立川を皮切りに「MARIKO TAKAHASHI Concert FINAL 2024-2025 EPILOGUE supported by TACHIHI / au」ツアー全国9都市・21公演が開催されるとか。ツアータイトルに「EPILOGUE」やら「FINAL」の文字があるのは気になりますが、また、真梨子さんのステージが観られるのは望外の喜びです。

 さて、「真梨子さんDEスケルトン」、先を急ぎましょう。「7.それは何度もどこかでみたよな」。真梨子さんが、ステージでステップを踏んで歌った姿が目に浮かびます。この「time of love」コンサートのステージは、真梨子さんの可愛さ全開の圧巻のステージでした。

 「バイバイ」は、小生の大好きな作品のひとつです。鮎川めぐみ作詞、茂村泰彦作曲の軽快な曲です。真梨子さんが、肌見せのベストに、膝下丈のフレアスカートに白のブーツ姿で、踊ってくれています。

 真梨子さんの有料サイト「高橋真梨子 大辞典」に、「time of love」コンサート動画がアップされています。小生、飽きずに「バイバイ」のステージを何度も観ては楽しんでいます。そこで、気付いたのですが、カメラが幾度か観客席を映していますが、一瞬、小生が映り込んでいる様に思います。本当に、小生か、再度、確認してみようかと思っています。

 男女の恋愛の光と影を宇宙規模で壮大に歌い上げています。我々一人ひとりの愛憎等、宇宙や地球の歴史から観たら、芥子粒にも満たないと歌っています。人間の葛藤を明るく矮小化した人生の応援歌だと思います。

 「8.消えない過ちの 言い訳する前に」。「ごめんね・・」ですね。この作品は真梨子さんにとって記録と記憶の両面を代表する曲だと思います。記録の横綱は何と言っても「桃色吐息」です。レコードセールスの面では「ごめんね」に軍配があがるでしょうが「大ヒット」で高橋真梨子を全国区にした功績は認めないわけにはいきません。

 一方、記憶の代表選手は「for you …」で誰も異論はないと思います。真梨子さんイコール「for you …」の図式は今や不動のものとなっています。

 しかし、この記録と記憶の両面を兼ね備えて真梨子さんを象徴する作品が「ごめんね」です。さらにこの作品は作詞家高橋真梨子の代表作でもあると思います。歌手高橋真梨子の存在が大きいだけに作詞家高橋真梨子はともすると軽視され勝ちですが、真梨子さんは作詞家としても一流の才能です。

 真梨子さんが、この詞を書くに当たって、モチーフにしたのは友人の失恋話だったとか。時に女性は残酷です。愛する男の真意を確かめる為とは云え、行きずりの男に身を委ねてしまうとは・・・。自分への裏切りを赤裸々に語る彼女を、それでも彼は許したに違いありません。しかし、彼女は彼と元の鞘に収まるには良心の呵責が大き過ぎたのかも知れません。