「10周年記念イベント 企画募集」。何が10周年かと云えば、真梨子さん、ご夫婦の結婚10周年だとか。会報を通して、ファンクラブ会員に、真梨子さんとヘンリーさんの結婚10周年に相応しいイベント企画を公募したのです。

 ちなみに、結婚10周年は、「錫婚式」とか「アルミ婚式」と云うそうです。10年という月日を経て「錫のように柔軟で美しい夫婦になった」という意味が込められているのだと云います。

 真梨子さんとヘンリーさんが、婚約発表の場に選んだのは、ニューヨークでした。真梨子さん初のカーネギー公演と云う大イベントを控えてのサプライズだった様に記憶しています。大勢の報道陣に囲まれたヘンリーさんが、「仲の良い茶飲み友達になりたい」と、仰っていたのが印象に残っています。

 ただ、この企画、結局は日の目をみなかった様に記憶しています。結論としては、ここは、大人しくお二人を見守ろうと云う方向に落ち着いた様に思います。

 「真梨子さんDEスケルトン」。2年3ケ月ぶりにスケルトンパズルの登場です。正解者5名に「time of love」のツアーポスターが賞品になっていました。小生も応募した様ですが、ポスターをゲットすることは出来ませんでした。

 当時は、回答に必要な部分しか解いていませんでしたが、今回は、全てのスケルトンに挑戦したいと思います。

 「タテのかぎ」から、行きましょう。「1.素顔で街を歩いた ライダースジャケット着て」。これは、すぐに分かりました。「去る者は日々に疎し~Out of sight,out of mind」です。当時のニューアルバム「time of love」の2曲目に収録されています。作詞は真梨子さんは、作曲は佐藤博。

 「2.夢のように思い出した」。これは、ちょっと苦戦しましたが、分かりました。「夜明けのララバイ」。真梨子さん、6枚目のシングルです。1981年の発売で、作詞竜真知子、作曲はヘンリーさんです。

 「3.男のこころ 油断(スキ)だらけ」。これも、メロデイーは浮かぶのですがタイトルが・・。ああ、「Excuse me」です。真梨子さん、22枚目のオリジナルアルバム「tip top」に収録されています。作詞は真梨子さん、作曲は盟友松田良。

 「4.今度のバスで行く 西でも東でも」。云わずと知れた「ジョニイへの伝言」です。ペドロ&カプリシャスの二代目ヴォーカルとして、メジャーデビューした真梨子さんが、その圧倒的な歌唱力を世間に知らしめた一曲です。

 作詞の阿久悠は生前、この作品が何千もの自作の中でナンバー1と公言していました。あたかも、高橋真梨子と云う歌手に、あて書きしたと云って憚らないと語り、彼女以外の歌を想像出来ないとも云って、歌手高橋真梨子を絶賛した作品です。

 一方、作曲の都倉俊一も、真梨子さんの声に首ったけと称賛しています。高橋真梨子の声は、息が全て声になっていると絶賛したのです。