2024年4月7日(日)。真梨子さんが、「38歳の頃に戻りたい」と宣ったのは、40周年の年ですから、ベストアルバム「高橋40年」をリリースした2013年でしょうか。

 真梨子さんが、64歳の砌の発言です。翻って、小生は、今年で69歳の馬齢を重ねました。小生は、真梨子さんと同様に、38歳等、過去の自分に戻りたいと云う願望は皆無です。なぜなら、自分の過去に良い思い出が無いからだと思います。

 それなら、過去に戻って、やり直したらどうかとも思いますが、自分の現在にある程度満足しているので、あらためて苦労もしたくないと思うのが本音でしょうか。

 真梨子さんに、話を戻せば、真梨子さんは、今年、後期高齢者の仲間入りでしょうか。そんな真梨子さんが、お望み通り、38歳に戻って、歌ってくれるなら、我々真梨子フリークにとっては願っても無いことです。

 カメラ嫌いの真梨子さんは、若い頃の映像を、ほとんど残していません。本当に残念なことです。小生は、真梨子さんのソロデビュー以来、彼女のライブに通い続けました。今は、ただ、真梨子さんの38歳の頃の姿は、小生自身の記憶を辿るしかありません。

 真梨子さんの2つ目の願いは、「スポーツ万能」だとか。例えば、「スケートで1回転は、出来るとか・・」。

 真梨子さんは、「趣味は、スポーツ観戦」と公言されています。実際に、ご自分でやるのは、ゴルフくらいかも知れません。ただ、MLBニューヨークヤンキースで、松井秀喜選手が活躍されていた頃には、ヤンキースタジアムで応援したこともあるとか。

 真梨子さんは、歌手と云う自分の仕事と比べて、松井さんやイチローさんは、数字と云う実績で評価される厳しい世界だと語ったことがあります。それだけに、スポーツと云うものに対する憧憬があるのかも知れません。

 野球と云えば、真梨子さんは、2017年のプロ野球広島カープ主催ゲーム「ピースナイター」で、始球式を務めたことがありました。

 2017年と云えば、真梨子さんは、「PRELUDE」コンサートで全国を巡っていた頃です。ステージのMCで、真梨子さんは、この「始球式」についても語っていたことがあります。

 舞台裏等で、ヘンリーさん相手に、随分と練習に励んだと云います。しかし、努力の甲斐も空しく投球は、ゴロ投球になってしまいました。

 真梨子さんは、「古希に成ろうと云う、お婆ちゃんなら、あんなもの」と云って、コンサート会場で笑いを誘っていたのが懐かしく思い出されます。確かに、野球経験もない、高齢女性に多くを求めてはいけないでしょう。

 先日も、卓球のトップ選手と活躍した石川佳純さんが、神宮球場で始球式を務めましたが、山なりのワンバウンドでした。彼女ほどのトップアスリートをもってしてもです。真梨子さんは、推して知るべしです。

 小生らが子供の頃は、男子児童にとって、野球は必須科目だった様に思います。一方、女子にとっては、野球は無縁の世界だったかも知れません。