ヘンリーさんと万照氏がステージの両サイドでドラムを叩きます。宛らケルトの人々が神に祈りを捧げる雰囲気を醸し出しています。テンポも心なしかゆっくりしています。ギリシャのエーゲ海あたりをイメージした歌が、北の北海に引っ越したような感じです。

 アイルランド等の厳しい自然の中でも「桃色吐息」が熱く燃えます。今回の編曲は大成功だと思います。ただ、恒例の「like a flower・・・」と云う英語詞は入れて欲しかったと思います。

 昨晩はNHKプレミアムで真梨子さん、拓郎とのトーク番組に出演でした。録画したので後でゆっくり鑑賞したいと思います。冒頭、少し見ていましたが、拓郎が「五番街のマリーへ、のここは高橋真梨子にしか歌えない」と絶賛していたフレーズがあります。「♪さっしてほしい」です。

 拓郎曰く「男言葉だよね。これを当時23,4の女の子が歌えるか」と述懐していました。彼と真梨子さんは、真梨子さんが27歳の頃に一緒に呑んだことがあるとか。真梨子さん曰く「フォーライフに入るはず」だったとか。しかし、願い叶わず真梨子さんはビクター所属となりました。拓郎は「それで良かった。フォーライフだったら大変なことになった」と笑わせていました。

 川口のメドレーで「so in live」が披露されました。小生の大好きな1曲です。オフィスコーヒサーバー等を生業とする企業のイメージソングとしてCMでも良く流れていました。この作品、唯一真梨子さんのアルバムに入っていない貴重品です。尤も、シングルコレクションには入っているかも。ライブで聴くのは久しぶりです。

 今回のステージで気になったのは、万照氏が何度かパートから外れていたことです。ヘンリーバンドのメンバーは彼に限らず色々な楽器をこなします。昨今は、万照氏もギターを弾いたり、太鼓を叩いたりとサックス以外の楽器を器用にこなします。

 しかし、「遥かな人へ」やその他の曲では楽器を演奏しない場面もあり、舞台から姿を消している時間もありました。何かあったのでしょうか・・・。

 ヘンリーさんが漏らしていましたが、昨年真梨子さんがフィレンツエに行ったのはイワタニの招きだったようです。イワタニがかの地で何かの社内イベントを挙行し、そこに真梨子さんが招かれてミニコンサートを実施したということのようです。

 このフィレンツエの模様はNHK「SONGS」がしっかり特集していたので、ご覧になった方も多いと思います。

 イワタニは岩谷産業といったほうが、馴染みがあるかも知れません。現在のトップは会長兼CEOが牧野明次さん、社長は野村雅男さんです。このお二方、昨年の真梨子コンサートに足を運んでおられたようです。

 たしか、万照氏がプレゼントコーナーで暴露していたような・・・。ああ、そういえば、ここ数年恒例となっていたプレゼントコーナーが今年はありませんでした。休憩時間があるからでしょうか・・。