It is terrible cold morning again today. After breakfast, I found it has been sunshine. It is clear fine sky. This is Saturday, so I cleaned all over the second floor. After that, I went shopping to the supermarket nearby. I bought some materials for my lunch and dinner. On the way shopping, I also exercised playing golf.

 2024年1月13日(土)。天気予報は、晴れ時々雪だとか。朝方は、曇よりしていたのですが、次第に陽射しが出て、確かに冬晴れの空が広がりました。

 英国では、今世紀史上最大の冤罪事件とやらが再燃して、日本の情報サービス大手富士通にも非難の矛先が向けられているとか。小生、この冤罪事件とやらは寡聞にして知らずだったので、少し調べてみました。

 富士通製会計スムテム「ホライゾン」を巡る冤罪事件とは、2000年から2014年にかけて、英国で発生した郵便局の窓口業務を担当する会社ポストオフィスの会計システムの欠陥によって引き起こされたとか。無実の罪で収監されたり有罪判決を受けたりと数多の人々が冤罪を被ったと云います。

 この事件では、窓口の現金とシステム上の記録額に不整合が発生していたことが明らかになったとか。富士通が買収した英コンピューター企業ICLが開発したホライゾンシステムのエラーや不良が原因だったと云います。

 このエラーによって、地域の郵便局の窓口業務を担っていた人々が、支店口座の不足額を埋めるために借金したり、横領罪で収監されたとか。

 これまでに72人の有罪判決が取り消されたと云います。また集団訴訟の結果、2019年12月にポストオフィスが555人に対し、計5800万ポンド(約900億円)を支払うことで和解したと云います

 この事件は、「英国史上最大の冤罪事件」と呼ばれるほど大規模で深刻なものでした。多くの人々が長年間苦しみや不安を抱えてきたそうです。2023年2月には、この事件に関する公聴会が開かれているとか。高等法院判事や公訴局等が富士通やポストオフィス等関係者に対して責任を問う可能性が取り沙汰されていると云います。

 昨日もLCCのJetStarが手荷物管理システム障害を理由に運行停止しました。これも、過度なシステム依存による不都合のひとつかも知れません。

 日常生活に密着した様々な場面でDX化が進められていますが、情報システムが導き出す結果を鵜呑みにしてはいけない様に思います。もちろん、情報システムの信頼性は高いのですが、万能ではありません。

 システムとは云え、所詮は人間が作ったものです。あらゆるところにバグが潜む可能性なしとしません。システムが、おかしな結果をはじき出した際は、人間の感性を信じて、システムを疑うことを躊躇ってはいけないと思います。

 SNS上でもフェイクニュースが蔓延る昨今、我々一人ひとりが情報の真贋を見極める目を持つ覚悟が必要なのかも知れません。