昨日の映画「道―白磁の人」試写会 で、合同出版の上野社長と一緒になり、成城学園前の駅前でお茶して帰りました。上野社長も山梨県出身で、同業ということもあり、20年近くお付き合いいただいています。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

合同出版では、先週土日に横浜で30カ国のべ1万人の参加により開催された脱原発世界会議 に向け、「原発のない世界のつくりかた」というガイドブックを発行しました。昨日は、上野社長から1冊いただきました。ラッキー!

(注)こんなに盛大に行われた世界会議にもかかわらず、新聞では朝日や毎日は社会面で、小さい扱いながらも写真入りの記事を取り上げたものの、読売も日経も、さもありなん!全く取り上げていませんでした。私も自宅で取っている地元紙「神奈川新聞」では当然、社会面で扱っていましたが、地元なんだからもっと大きく取り上げても良かったのでは!!

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道


合同出版では、この世界会議の会場に、
新刊本をダメもとで千冊持ち込み、社員総動員で販売したそうですが、破れ本1冊を除いて、何とすべて売り切ったそうです!本があれば、もう200冊、300冊は行けたのではとのこと。

私も講演会やイベントなどで本の販売をした経験は何度もありますが、この数字はとてつもない数字です。さぞかし、休む間もないくらいに忙しかっただろうと同情してしまうくらいの数字(笑)
合同さんでも今だかってこんなに売れたことはない!と言ってました。

世界会議はピースボートが事務局となり、反原発・脱原発を訴える多くの著名人を集めて行われましたが、プログラムや出演者が決まってきたのが11月頃で、実質4週間ほどで編集し、印刷所に下ろして、何とか会議に間に合わせたような状況だったそうです。

収録メッセージは以下の方々から。今回の会議の出演者の方々からのメッセージのほか、様々なジャンルの方々が原発について発したメッセージが、1頁から4頁くらいの単位でまとめられています。

そのメッセージを一言でまとめると、帯にも書かれているこのメッセージ!
「原発はもう、たくさんだ。」

●収録メッセージ
明石昇二郎、秋山豊寛、アチン・バナイク、アディ・ヌグロホ、雨宮処凛、安斎育郎、アンドレアス・ニデッカー、アントン・ヴドヴィチェンコ、飯田哲也、池田香代子、石坂啓、いしだ壱成、石橋克彦、石丸初美、伊勢崎賢治、伊藤千尋、今中哲治、上野千鶴子、上原公子、宇梶静江、宇都宮健児、枝廣淳子、エドウィン・ライマン、大石又七、大江健三郎、小笠原厚子、小山内美江子、落合恵子、加藤登紀子、金子勝、鎌田慧、鎌仲ひとみ、香山リカ、柄谷行人、河合弘之、神田香織、きくちゆみ、きっこ、キャスリーン・サリバン、熊谷伸一郎、計良光範、K-DUB SHINE、小出裕章、児玉龍彦、斎藤貴男、坂本龍一、崎山比早子、佐藤栄佐久、佐藤真紀、澤地久枝、鹿野淳、柴野徹夫、ジャン・ユンカーマン、鈴木菜夫、関根健次、瀬戸内寂聴、高木仁三郎、高瀬毅、高田敏江、高遠菜穂子、高橋哲哉、竹下景子、武谷三男、舘野淳、田中優、田中優子、千葉麗子、辻井喬、辻信一、ティム・ライト、豊田直巳、中川敬、中手聖一、中山千夏、西尾漠、ノーベル女性イニシアティブ、野中ともよ、橋本美香、蓮池透、纐纈あや、浜矩子、平田仁子、福島みずほ、藤波心、プラフル・ビドワイ、ポール・サオケ、ポール・ジョバン、星川淳、増山麗奈、益戸育江、宮台真司、ムナ・ファード・マハメラー、桃井和馬、森住卓、森達也、矢ケ崎克馬、八木啓代、山本太郎、山本義隆、湯浅誠、湯川れい子、ユルゲン・トリッテン、吉武輝子、吉原毅、レベッカ・ハルムス、和田武…ほか

この本は7,000部印刷し、全国の書店に配本しています。ぜひ皆さんも見かけたら、手に取ってみてください。様々なメッセージのほか、15点のユニークな脱原発のポスターなどもも載って、全248ページ。このページ数で1,200円(税別)は間違いなく安いです。

「原発のない世界のつくりかた」
「脱原発世界会議」実行委員会 編
248ページ、1,200円(税別)