こんばんは。
「現実を生きる」
カウンセラーの中山拓人です。
みなさんは、物事が上手くいかない時、どこに目を向けるでしょうか?
「あの人のせいでこうなった」
「失敗したのは、あのとき○○したからだ」
「ちゃんと○○しておけば…」
犯人捜しをしたり、自己否定をしたり、後悔したり、、
上手くいかない時ほど、原因にばかり目を向けてはいないでしょうか?
いくら原因を探っても解決には繋がらないですよね。
今回は、「目的論」について考えていきましょう。
人間の行動には、その人特有の意思を伴う目的があります。
これは、「目的論」の基本的な考えです。
原因に目を向けるのではなく、目的に目を向けること。
「そもそも、目的は何だっただろう?」
「どうすれば、目的に近づくことができる?」
「そのために、今何ができる?」
人のせいにするのではなく、あくまで自分のこととして捉える。
原因を見て嘆くのではなく、対応法を考えたり、関わる人との信頼を深め、未来に向かって進む。
どうしても人を責める気持ちが湧いてしまうという人は、目的に目を向けることをクセづけていきましょう。
誰かのせいや環境のせいにしても、元々その道を選んだのは自分です。
理不尽な状況、辛い状況だとしても、その道を歩んだのは自分です。
そもそもの目的を思い出すことができれば、初心に戻り、再び前に進むことができます。
さて、今、あなたにできることはなんでしょうね?
時に嘆いたり、何かに当たったりして、発散することも必要だとは思います。
急に変わることなんてできません。
少しづつ、自分に気づいていくことが大切です。
物事の本質が見えるようになれば、未来は今までよりもずっと良くなっていくはずです。