ネオン煌めく街



一際輝くネオン俺を誘う



吸い込まれるように店に入ると



ボーイの声が異世界へとオレをいざなう




『いらっしゃいませ』



そして、


店内では心地の良い匂いがオレの鼻腔をくすぐる



色とりどりに着飾った彼女達


私が一番美しいと言わんばかりに輝きを放つ



ボーイがそっと耳元で囁く


今日は新人がいっぱい入店してますよ



店内を見てみると


彼女達がこちらを見て微笑みかけてくれる



だが、オレはその微笑には動じない



幾多の経験を積んできたオレは



彼女達の微笑みの中



今日の相手を探す・・・。






その中で





一輪の花のような可憐な姿の彼女が



俺の目に飛び込んでくる



華やかさは無いが、どこか儚げであるのに




他を圧倒する輝きを放っている



オレは思わず彼女に手を伸ばそうとした











お客様!









当店ではお触り禁止となっています。




ボーイの一言で我に帰った俺は



ハッとする





そして、オレはボーイに告げた





彼女を指名するよ




ボーイは静かに頷く




そしてボーイはオレの耳元で囁く









お持ち帰りされますか?







オレは思わずボーイの方を見返してしまった





い、いきなり


お持ち帰りできるんですか?





そ、そういうお店なんですか?




俺の心を察したのか




ボーイは笑顔で答える







お持ち帰りでよろしいですね。






オレは平静を装いコクリと頷く。





ボーイは準備があるのか、奥の部屋に消えていく。




そしてオレは彼女に囁いた




君の名は・・・?





{53A01595-1513-42C3-91E6-8E10539CB44C:01}







えー昨日お持ち帰りしてきた



ハナヅタです。



お値段の割りに



スカスカ感がありますが、以前からハナヅタが欲しかったので



お持ち帰りしちゃいました♪


今回のお話はあくまでアクアショップにてのお話ですからね!


変な想像はしないようにwww