お早うございます。今日も来て下さりありがとうございます。それでは昨日の続きのダグラス マッカーサー氏へ の続きを書きます。
ダグラス マッカーサー氏へ送る②
そんな国から貴方は連合国軍最高司令官として派遣されて来たのです。サングラスをかけパイプをくわえた姿で。そんな姿の写真を新聞で見て僕は子供心にも仮面をかぶって変装して来たのかと感じました。貴方の潜在意識の中にある気後れの想いを感じ取ったのかも知れません。
貴方は貴方が思い描いた使命感を持って日本に来ました。歴史を俯瞰して見るときそれが検討外れのものであるにせよ、その時の貴方はその使命感に燃えていました。その使命感とは、
「この国の国家元首の間違った野望のために、この国は多くの国に侵略しその国の民を殺戮して来た。俺は最高司令官としてこの国の国家元首を裁き処刑しなければならない。そしてこの国の制度全てを民主的なものに造り替えるのだ、二度と一人の元首の誤った考えに引きづられないように。今にその国家元首が私のところに命乞いに来るだろう。彼は言うだろう、全ての事は国民が勝手にやったことです。私に責任は無い。どうぞ私を許して欲しい。命と地位の保証をしてほしい。その他のものは全て貴方に差し出す、と。」
貴方が予想した通り日本の国家元首である天皇が面会を求めて来ました。
踏ん反りかえってソファーに座る貴方の前に、天皇陛下は直立し、真っ直ぐに貴方の目を見て静かに話始めました。
「戦争に関する全ての責任は私にある。国民には一人の戦犯もおりません。
自分は死刑はもちろん、どんな裁きでも受ける。
しかし、これからの日本国民を気にかけてやってほしい。」
これを聞いた貴方は耳を疑いました。こんなことを言う元首を貴方は歴史上知らなかった。思わず天皇陛下の前に直立不動の姿勢になっていた。(つづく)
今日はこのへんにしておきます。明日から九月に入ってしまいますが、続きを書かせて頂きたいと思います。明日もお会いできることを願って。
