スィク教の聖地・アムリトサルで無料宿泊
パンジャーブ州最大の都市,アムリトサルは隣国パキスタンとの陸路国境として有名だが,実はスィク教の聖地でもある。
スィク教とは,イスラム教の影響を受けて,インドの約80%が信者のヒンドゥー教を改革,カースト制度を否定するインド人口の約2%弱を信者とする宗教で,信者は髪の毛や髭を切らないため,頭にターバンを巻いているのですぐわかる。
日本に帰るまでの後10日,デリーにいてもすることないなぁと思っていた矢先,宿泊していたパヤルホテルの隣のお茶屋さんでスィク教のおっちゃんと立ち話をしていたら,どうやらアムリトサルにある黄金寺院ではタダで宿泊でき,タダで飯が食えるとの情報をもらった。
ふん,なにがタダ飯,タダ宿だ!?
この手の情報にはめっきり敏感。行ってやろうじゃないの!!
と,早速ニューデリー駅に行き,翌日の列車を予約した。*1
アムリトサル駅からはサイクルリクシャで黄金寺院まで。
黄金寺院では,ほぼ全員が頭にターバン,インド人でも他宗教の旅行者は町で売られているバンダナを巻いていたので,オレもベトナムで調達していたスカーフを頭に巻きつけることにした。
ちなみにスィク教徒が巻いているターバンは長いほど良い!?らしく大体が5mくらいあるらしい。
まず,黄金寺院正面入り口前にある巡礼宿を訪れた。
「あのぉ,タダで泊まれるところってどこですか?」
「こっちだ,ここだ!」
とあっさり連れてこられた部屋がここ
ベッドが3つあるだけの簡素な部屋だ。
チェックインの際には台帳に名前,国籍などを記入するらしいのだが,オレには一切そのことを言ってこなかったので書かなかった。
そしてチェックアウトの時にはお布施を払うらしいが,これについてもオレは一切聞かれなかったので払わなかった。
ということで結果的にはやはりタダだった。
他にも数個同じような部屋があり,さらにそれらの部屋の前にはベッドがずらっと並んでいる。
シャワーというか温水が出る蛇口がこの空間に1つだけあり,外国人専用だというこの空間の住人で共用する。
トイレは他の建物で共用。建物内は裸足で歩かなければならなく,トイレも裸足!?とちょっと気が引けるが,清掃員が常に清潔に保っていてくれているので心配には及ばない。
と思っていた翌日,スィク教徒もサンダル履いてトイレに行っていたのを見て,‘大のときだけは’と,やっぱり履いてしまった。
*1:エアコンなし,普通のシートで125Rs(約250円)。約7,8時間かかる。


