コルカタ散歩
どこの国に行ってもそうなのだが,オレは散歩,いわゆる町歩きが好きだ。
ガイドブックに沿って観光名所に行くのも楽しいが,まずは町歩きを決め込んでいる。
道端にたむろってるインド人とインド犬
コルカタを歩いていると,このような人たちからもお声がかかり,チャイを奢ってもらうことがある。
一介の旅人として,睡眠薬強盗,引ったくり,はたまた誘拐などなどと警戒心を張り巡らせざるを得ない状態なのだが,話を聞くと,「こちらから声を掛けても日本人は誰も相手をしてくれないし話を聞こうともしてくれない」と漏らしていたので,頂いたチャイをすすりながらこう返した。
「オレ聞いてるじゃん」
このように純粋にただ話し相手が欲しいだけのインド人も多々いるようだが,自分の店でやたらとお茶を勧めてくるようないかにもなやつもいて,一見で善悪を判断することは難しいのだが,やはりそういう誘いには気をつけるべきなのだと思う。
インド人よ,インドに対して悪い情報を耳にしている日本人は,そういう理由であんたらを敬遠するのだよ。すまんね。
チャイはうまかったよ。
路上髭剃り屋
他の国にもいるが,インドにも路上髭剃り屋が路上靴磨き屋と同じくらいいて,店(道端)はシェービングクリームを塗りたくられた男とカミソリ片手の男との真剣勝負が繰り広げられている。
なぜ自分で剃らないかは謎だ。
動物の皮のような袋に水を溜め込んでいるおっちゃん
と,道端全身石鹸おっちゃん
道端にはこのような地下水を汲み上げるやつが要所にあり,飲料用,手洗い用その他人々の生活に無くてはならないものとなっている。
たまにいる路上でガン寝するインド人とトゥクトゥク
暖かいのでいいけどね。こんな排ガスまみれの道路っぱたで寝れませんよ。
路面電車の乗務員
路面電車やバスには1人か2人の乗務員がいて,チケットをもぎっている。
基本的にはみんな親切で,下り場と告げるとそこに着いたときに知らせてくれるし,空いていれば話しかけてきてくれる。
誤解のないように断っておくがこの写真の人は笑顔だ。
怒っているようにも見受けられるが笑顔だ。
これがインド人だ。