探検気分,ベン・メリア
朝,まだ本調子ではないが,りょうたの帰国日程を考えるとじっとしてるわけにはいかない。
お尻,イヤお腹と相談しながらベン・メリア決行だ。
とりあえず,宿のおっちゃんに事情を説明したら,緑色のカプセル錠剤をくれたのでそれを飲んでトゥクトゥクに乗り込んだ。
おっちゃんもビール飲みすぎるとそうなるって言ってたけど,オレらそんなの日常茶飯事だし,未だに原因は不明のままだ。
カンボジアって言っても朝は冷える。
しかもトゥクトゥクで風が容赦なく体を冷やす。
そして,たまにやって来る腹痛。
しかもベン・メリア,遠い。
シェムリアプから80kmくらいあるらしく,耐えて耐えて耐えて2時間。ようやく着いた。
さて,話はようやくお尻からベン・メリアに移る。
ベン・メリアは発見当時から全く手をつけられていないらしく,至るところが崩壊していて,それがまたうきうきウォッチな気分にさせてくれる数少ない遺跡だ。
この遺跡の入場料は$5(500円)。
安いとは言えない。全く補修もしてないのに何の金だ?と思わざるを得ない金額だ。
でも払わないと入れないので払った。
正面。ずたぼろに崩れまくってる
たまに観光用に作られた橋みたいのはあるが,ほとんどない。
あっちに行ってもいいのかダメなのか分からないまま適当に瓦礫の山を歩く。
するとどこからともなく,ベン・メリっ子らしき小僧が遠くからオレらに話しかけてきた。
「あっち,ナーガ」
そっちに行ってみる。
ほほう,これがここらへんの遺跡で唯一きれいに現存しているっていうナーガか。やるな小僧,次はどこだ?
付かず離れずで距離を保ちながら先導してくれる。
「これ南門」
「これ東門」
要するに崩れている。
「ピッピー!!そっち入っちゃダメよ」なんてことはない。こんなところでもどこでも自由行動だ。
崩れ果てた内部とは裏腹に,外周にはこんなレリーフも残されている
そして,下半身剥き出しの男の子
カンボジアにはなぜか下半身剥き出しっ子が多い気がする。上は着てるのに。何でだろ?逆じゃね??
そして小僧に「$2!」と言われたが,「子供はそんな大金持つもんじゃありません」って$1をあげてベン・メリアを後にした。
そう言えば腹痛もなくなってきた。
緑色の薬が効いたのかしら?







