「はじめに」を公開しよう | メンズエステプロデューサー・モリコウスケの、メンズエステ・メンズアロマ・回春ガイド

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日本の男性にもアロマテラピーを。ストレスケアのためのアロマテラピーの普及の一助になれば幸いです。【キーワード】アロマセラピー、アロマ、メンズエステ、トリートメント、スパ、回春、回春エステ、回春マッサージ、オイル、アンチエイジング、ED、メタボ

「風俗店の店長」と聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか?
いかがわしい、他人にあまり言えない仕事というネガティブなイメージを持つ方から、たくさんのいい女たちに囲まれて男としてうらやましい仕事と想像する方、自分とは縁遠い世界なので一度は覗いてみたい仕事と思う方まで、いろいろいらっしゃると思います。


ところで、風俗店においてもっとも大切なものとは何か?
それは、そこで働く女性に尽きます。


風俗は、女性を商品として売る仕事です。女性がお店に利益をもたらします。つまり、女性がお店の利益の源泉です。
ただし、商品といってもモノではありません。オンナという生身の人間です。
お客を集めるために、「オンナ」という商品を魅力的にアピールし(ブランディング)、お客に何度も利用してもらうよう(リピート)、女性に気持ちよく働いてもらわなくてはいけません(マネジメント)。
これをするのが風俗店の店長の仕事です。


四六時中、女性とばかり接している店長は、日々こう感じながら仕事をしています。
オンナって、どうして面倒くさいのか。
オンナって、どうして話・理屈が通じないのか。
オンナって、どうして感情的な生き物なのか。
オンナって、どうして気分屋なのか。
オンナって、どうしてすぐ泣くのか。
オンナって、どうして欲張りなのか。
オンナって、どうしてああ言えばこう言うのか。
オンナって、どうして自分の主張ばかり通そうとするのか。
オンナって、どうして生理になると不機嫌なのか。
オンナって、どうして嫉妬深いのか。
オンナって、どうして同性間で足の引っ張り合いをするのか。


でも、こうも思います。
オンナって、どうしてこんなにかわいいのか。


風俗店の店長は、日々女性に振り回され、女性のイヤな面をこれでもかと散々見てきても、それでも女性を魅力ある生き物だと思っています。女性に対する愛情がなくては、この仕事は務まりません。
と同時に、女性を商品としていかに売り込むかという、ビジネス上のクールで客観的な視点も併せ持たなくてはいけません。
デキる風俗店店長とは、女性を大切に扱い、女性の心情がわかり、信頼されるコツをつかんでいて、その結果、女性にたくさん稼がせ、ときには女性を全力で守り、女性の愚痴聞きや御用聞きまでしたりする、女性扱いのプロフェッショナルなのです。


女性を活用する時代と言われます。ビジネスの現場でも、「女性の部下を活用せねば」「女性を要職に登用せねば」と使命感に燃えている企業が多い一方で、「でも、女性は苦手なんだよね……」「女性の部下と、どのように接したらいいのかわからない……」「うちの女子社員、何を考えてるんだかさっぱりわからないよ……」と、悪戦苦闘している男性も多いのが現実です。
本書では、そんなあなたに向けて、実際に風俗店で店長をしている宮本さんに、彼が実践している具体的な方法や技術を紹介してもらいました。それを知ることを通じて、女性に慕われ、信頼されて、女性のマネジメントに成功できるようになることを目的とします。


なお、宮本店長も最初から女性扱いのプロフェッショナルだったわけではありません。むしろ、女性扱いがとても苦手な男性でした。そこで、あえてたくさんの失敗の経験談を赤裸々に語ってもらいました。本書内で紹介される、女性マネジメントの鉄則、ルール、方法、ポイントは、そうした数々の苦くてイタい経験を経て導き出されたものであることを読者さまに理解してもらいたかったからです。加えて、女性を上手にマネジメントできるようになりたいあなたに、あえてしなくてもよい苦労や失敗をして遠回りをしてほしくないからです。


いまこそ「女性をうまく扱える男性」が世の中に求められています。
ぜひ、あなたにも最短ルートでそのひとりになってほしい――、そんな気持ちをこめて書いた本です。



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